松尾山城(長亭軒城)に行こう!古城探検第16弾・決戦!関ヶ原
さてやっと第16弾です。※ものすごいハイペース。
よく晴れた3月の日曜日
今回は関ヶ原の松尾山に行きます。
関ヶ原の合戦に詳しい方ならよく知っていますが、この標高293mの松尾山、実は、あの小早川秀秋の15,000の軍が陣取ったことで有名です。
実はこの松尾山、石田三成の命により大垣城主伊藤某に命じて決戦用地として改修を依頼していた節があります。
三成の算段では、この懐の深い松尾山に決戦用の防御陣地を敷き、
毛利輝元30,000を布陣させ、さらに豊臣秀頼を迎えることで万全の体制をとろうとした可能性があります。
西軍の大将を迎え入れる程の城ですので、どれほど大規模な改修が行われたかは謎に包まれています。またその改修工事に一小大名の伊藤某に依頼したというのもどのような意図があったのか、推察の域を出ません。
とにもかくにもこの決戦用陣地が西軍の一つのポイントで合ったことは間違いありません。
本来であれば西軍の主力、毛利輝元公を招くところが、結局参陣すらせず、秀頼も来なかったということです。
あろうことか信頼のおけない金吾中納言秀秋がここに陣取ることとなり、西軍の計画は脆くもくずれさります。
さてそのような歴史的背景を持つこの松尾山ですが、どれだけの規模でどのような縄張りだったのか?
それを今回は、踏破してみよう。という計画なのです。
嫁さんには”モレラのついででハイキングしない?”
という甘言を用い、根城から引きずり出すことに成功しました。
さてその関が原について地図を片手に松尾山を探します。
独立峰ではないためどこにその松尾山があるのか、さっぱり検討もつきません。
おおよその位置に行くと、旗が立っているので、そこをめがけて行きます。
小早川家の2本の鎌を交差させたような”違い鎌”のノボリが見えます。
一人でテンションがあがります。
駐車場があります。
4-5台はとめられるでしょうか?
歩道は東海自然歩道となっており、道幅が極めて広く、歩きやすいです。
家族連れのハイキングにはぴったりです。
徒歩40分とあります。
前回の山口城が徒歩35分でしたので、いままでで一番長い距離になりそうです。
距離的には1.4kmです。岩村城で麓から800mでしたので、距離は結構ありそうです。
それは次回に持越しです。
第12弾古城探検・☆特別編☆山城の用語について再確認してみよう。
第5弾古城探検!日本版マチュピチュ・岩村城へ行こう! 第四回
第5弾古城探検!日本版マチュピチュ・岩村城へ行こう! 第三回
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