DIYスマホスピーカー②パテ盛り研磨工程
みなさんこんにちは
FRP素材屋さん馬渕です。
今回は、スマホスピーカーキットをつかって、スマホスピーカーをつくってみたシリーズになります。
使用キットは
すぴまるくん
全5回シリーズ。
①接着編
②パテ盛り・研磨編
③トリマー面取り編
④スプレー塗装編
⑤番外編
になります。
お楽しみに!!
今回は②のパテ盛り編です。
動画でも解説していますので、ぜひ御覧ください。
さて、ポリエステル樹脂からパテを作れるのをご存知でしょうか?
プロの方は独自の配合でパテを作っています。
結構奥が深いのですが、今回は最も一般的なグレードについて
使うのは、
1.ポリエステル樹脂
2.タルク
のみです。炭酸カルシウムでも良いのですが、タルクですと切削が柔らかくなるのでおすすめです。
配合量
1.樹脂100g
2.タルク140g
これを一般的な指標としてください。
重量比1:1.4になります。
柔らかすぎたらタルクを多めに、硬すぎたら樹脂を多めにすることで調整できます。
なぜ調整が必要かと申しますと、液体の物性は温度によって粘性が変わってしまうからです。
たとえば夏に使ったものを冬に使おうとしたら固くなっていた。
こんな経験ありませんか?
これは温度によって物質の粘度が変化することが原因です。
例えば【バター】ですが、あたためると溶けて柔らかくなりますよね。
モノは冷やすと固くなる。
温めると柔らかくなる。
これを覚えておきましょう。
ポリエステル樹脂も寒いときの粘性と暑いときの粘性に大きな差があります。
そのため一概になん%と言いづらいのです。
是非参考にして見てください。