リバーテーブルの作り方・FRP素材屋さんポリエステル樹脂

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追記:2019年5月よりリバーテーブル専用樹脂が出ました。
商品解説ページは旧来のクリア樹脂になります。
ご注文の際は下記専用樹脂をご使用ください。6.66kgセット
A液3、B液1の3:1のセットです。
硬化時間が非常に長く蓄熱しづらいので収縮が抑えられています。
研削性に優れ、平滑度も高いので研削量をぐっと抑えられます。

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FRP素材屋さんです。

いつもお世話になりありがとうございます。

最近樹脂とテーブルのお問い合わせが非常に多くなってきております。
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ただ、自分で作ったことがなければお客様に間違った情報を流すことになりかねません。

というわけで実際に作ってみました。

樹脂はFRP素材屋さん透明クリア樹脂を使用しています。

樹脂別カラー比較表

FRP素材屋さんの透明クリア樹脂にすこし添加物を入れ、透明クリアテーブルように改変しています。

ちなみに透明度が上記のような感じです。

それほど厚みがなければFRP素材屋さんの一般樹脂でも行けるかと思います。

ちなみに右端が他社の製品

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カーボン用クリアは透明度が低いように思えますが、カーボンを入れるとわりあい映えるのと
ポリエステルとカーボンのなじみがわりかし良いという点があります。

他社市販品ではボイドが大量にはいっていることがわかりますね。

硬化特性については他社のものがガツーンとかたまるのに対し、
一般樹脂については緩やかに硬化していきます。

これはどちらが良いということはありませんが、作業性はあまりガツーンと来ないほうが使い勝手が良いです。
緩やかに硬化してくると完全硬化までの時間が読みやすいからです。

○リバーテーブル

銘木を両側に渡して樹脂を注入するテーブル樹脂ですが、

まずはFRP素材屋さんの透明樹脂テーブル仕様試作品を使用。

ポリトナー顔料と透明硬化剤です。

顔料系で色をつけると透明度がうまくでないことが懸念されますが、
その分紫外線による色飛びがしないため、こちらをチョイス。

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FRP素材屋さん塗料カップを使用。

これ、カップに容量が書いてあるんです。

そのため重量はml×樹脂比重1.1をかけておよその重量を推定します。

たとえば100mlであれば110gということですね。

また注入容積が計算しやすくなります。

【塗料カップ容器】1kg用 溶剤など洗浄用に
販売価格  132円
税別価格  120



さて、今回1%軽量はスポイトを使っていれました。

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カクハン棒でよく混ぜます。

混ぜ方が下手だと空気をかみやすくなるので注意しましょう。
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そとを囲って水槽状態にします。

テーブルの場合もやることは同じです。

厚みは40mmくらいあるので、相当な厚みです。

これだけ一度に注入すると熱をもって危険ですので、
実際は複数回に分けると良いですよ。

ちょっとわかりづらいですが、硬化しています。
表面が波打っているのがわかりますね。



これをサンダーで削っていきます。

【サンドペーパー6枚セット】
販売価格  286
税別価格  260


番手を荒手(数字が少ないもの)から落としながら研磨していきます。

そうすると研磨効率がぐっとあがります。

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端などはカケやすいので注意しましょう。

万一かけてしまった場合は、とめをつくって再注入すれば大丈夫です。

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入ってしまった空気についてはスポイトですいとっていけばOk

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荒手の番手40番で研磨しています。

研削量が多いのでコナがたくさんでます。

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60番

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240番
だんだん平滑になっているのがわかります。

今回は1000番まで落として研磨しましたが、透明度を取り戻しました。

最終はコンパウンドまでかけると鏡みたいになります。
時間もかかりますが。

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できあがりました。

表面のべとつきは、サンダーと一緒に落としました。

研磨量が増えるので、樹脂は複数回に分けてそこだけ盛り上げるようにすると研磨量が減り作業が楽になりますね。

というわけで完成しました。

実物はもっと大きいかと思います。

いろんなお客さんから集めた情報がありますので、その情報をもとに制作しました。

実際に制作される際にはお気軽にお問い合わせください。

※他店購入分につきましては申し訳ありませんが購入された店舗にてご質問ください。

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追記:リバーテーブル専用樹脂が出ました。
商品解説ページは旧来のクリア樹脂になります。
ご注文の際は下記専用樹脂をご使用ください。6.66kgセット
P1220217

A液3、B液1の3:1のセットです。
硬化時間が非常に長く蓄熱しづらいので収縮が抑えられています。
研削性に優れ、平滑度も高いので研削量をぐっと抑えられます。

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FRP素材屋さんフレンズリバーテーブルについて、

より詳細に解説をしています。

ページはこちら

その1・フレンズリバーテーブル樹脂をつかったリバーテーブルの作り方説明書

Q:リバーテーブル用エポキシ樹脂を検討しておりますが、ポリエステル樹脂のものと、エポキシのものどちらが適しておりますでしょうか? A:いつもお世話になりありがとうございます。FRP素材屋さん馬渕です。フレンズクリアリバー […]

 

リバーテーブルの作り方・FRP素材屋さんポリエステル樹脂”へ4件のコメント

  1. だいき より:

    こちら大変興味があり拝見させていただきました。質問があります。この型の部分は剥離しやすいようになにかフィルムなどを貼ってますか?

  2. FRP素材屋さん馬渕 より:

    オレフィンシートが貼ってある(端材)ので離型はしやすいと思います。
    通常の合板等ですとバチバチにくっついて剥がすのが大変です。
    養生テープなどを使うと良いです。
    (ただし養生テープですとテープの表面が若干の凹凸があるので
    表面は完璧にはつるつるになりません。)

  3. だいき より:

    ありがとうございます!
    今度自身にて、制作しようかと思っていたので大変参考になる記事でした。樹脂はその時が来たらこちらで購入させていただきますのでよろしくお願いします

  4. FRP素材屋さん馬渕 より:

    ありがとうございます。
    まだ手探りの部分が非常に多いですが
    素晴らしい製品ができることを願っております。
    今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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