その5・フレンズリバーテーブル樹脂をつかったリバーテーブルの作り方説明書

Q:リバーテーブル用エポキシ樹脂を検討しておりますが、
ポリエステル樹脂のものと、エポキシのものどちらが適しておりますでしょうか?
リバーテーブル用クリア樹脂

A:いつもお世話になりありがとうございます。
FRP素材屋さん馬渕です。

※よくリバーテーブルの質問で、フレンズリバーテーブル樹脂以外の質問が来ます。
結論から申し上げますと一切わかりません。購入店にて聞いてください。
参考になるかとは思いますが、物性等が全くことなりますので、参考にしていただくのは構いませんが、責任はとれないことをまず前提としてください。
よろしくお願い致します。


フレンズクリアリバーテーブルレジン(エポキシ)が適しております。

説明に関しては該当ブログにて公表していきます。

12.樹脂擁壁

樹脂で構成されるリバーテーブルについては水槽のように硬化まで支えるパネルが必要になります。

これがレジンバリア、樹脂擁壁です。

樹脂擁壁の要件は2つ
・硬化した樹脂にくっつかないこと
・硬化した樹脂がつるつるになること

です。
以上を満たしたボードは、PPパネル、PEパネルのどちらかになります。
表層はフラット形状です。

リバーテーブルよりも立ち上がりを大きくし、樹脂ダレをふせぎます。

13.アンダーボード
作業台ともいえるアンダーボードはフラットであること。
が必須条件です。
これは表面の平滑性もさることながら、板としてフラットであることが重要です。
表層はフラットでも板が反っていれば樹脂のシミ出しがおこってしまいます。

アンダーボードは必ずテーブルよりも大きめにするようにしてください。

素材はMDF、パーチクルボードが必須となります。
これは表層を高圧プレスしてあり、平滑性が保たれているためです。
合板などでは表層の凹凸を拾ってしまうケースがあるので注意してください。

14.ボード用意

一番下層に、MDF、パーチクルボードのアンダーボードを引きます。
その上に、PPパネルをひきます。
いずれもリバーテーブルよりも10CM程度は大きくしてください。

リバーテーブルを引き、サイドパネル(PPパネル)を立ち上げます。

位置固定がきまったらホットメルトグルーガンで溶着していきます。

接着方法は問いませんが、樹脂の液垂れを防ぐことが条件になります。

15.ガイドサポート
PPパネルに対し樹脂が充填されるとその重みによってPPパネルが垂れることが予想されます。
そのためガイドサポートは必須となります。

ガイドサポート(MDF、パーチクルボード)を当てて、PPパネルのタレを防いでください。

16.注水試験
ここで、注水試験を行います。

ここでの実験には2つの意味があります。
●1.樹脂の必要量を正確に測ること
●2.ガイドサポート、樹脂バリアがきちんと機能するかの確認

問題がなければ水を捨てて、次に移ります。

水はきちんと乾燥させる必要があります。

その6に続く

その6・フレンズリバーテーブル樹脂をつかったリバーテーブルの作り方説明書

 

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