その6・フレンズリバーテーブル樹脂をつかったリバーテーブルの作り方説明書
Q:リバーテーブル用エポキシ樹脂を検討しておりますが、
ポリエステル樹脂のものと、エポキシのものどちらが適しておりますでしょうか?
A:いつもお世話になりありがとうございます。
FRP素材屋さん馬渕です。
※よくリバーテーブルの質問で、フレンズリバーテーブル樹脂以外の質問が来ます。
結論から申し上げますと一切わかりません。購入店にて聞いてください。
参考になるかとは思いますが、物性等が全くことなりますので、参考にしていただくのは構いませんが、責任はとれないことをまず前提としてください。
よろしくお願い致します。
フレンズクリアリバーテーブルレジン(エポキシ)が適しております。
説明に関しては該当ブログにて公表していきます。
17.クランプ
木材は湿気によって吸湿し、反りを誘発することがあります。
そうなると、天面の平滑性がでないばかりか、裏側に樹脂が回ってしまう可能性があります。
そのため施工中はクランプをして固定することが求められます。
通常は木工クランプなどでテーブルとMDFベースボードをしっかりと密着させることが望ましいと言えます。
フレンズクリアリバーテーブルレジンは、硬化時間がながいものの、寸法変化率が小さく、この最大の問題がおきにくい特徴があります。
18.プライマーベース
樹脂のクランプが完了したら、次は流し込み・・・・
と行きたいところですが、その前に大事な工程、プライマーベースがあります。
これは木材の表面に薄いコーティングをほどこすことで、気泡の上がりを防いだり、
ヤニの流出をおさえたり、樹脂の流出源となるピンホールを抑えたり、といろいろなメリットがあります。
プライマーベースは、フレンズクリアリバーテーブルレジンを少量製作します。
(プライマーが透明の場合)
色をつけたいときは、本樹脂から少し樹脂を分けて事前塗布のような形になります。
同じ色にしたい場合は、必ず本樹脂充填から分けて作業する必要があります。
19.樹脂への色付け
樹脂への色付けは大変ナーバスな問題ではあります。
樹脂への色付けはフレンズジュエルカラーか、もしくはバラのカラーで対応可能です。
カラーは数滴単位で行ってください。
一滴づつたらし、カクハン。
を繰り返し色を付けて言ってください。
※いきなり大量の色を付けるのはNGです。
かなり色が付きやすいので注意してください。
紫外線による黄変についてはクリアだと黄色くなり目立ちます。
自動車のヘッドライトのように。
しかし青色をつければ、自然なミントグリーンになりきれいな発色になってきます。
赤色、黄色などは色が抜けやすいという特徴を持ちます。
※フレンズクリアリバーテーブルレジンは、耐候性が高く紫外線による黄変に強い耐制をもちます。
20.ラメ・パウダー
ラメパウダーなどはカクハン可能ですが、事前に余分な樹脂でパッチテストを行う必要があります。
※沈殿等の問題があるためです。
その7に続く