その11・フレンズリバーテーブル樹脂をつかったリバーテーブルの作り方説明書
Q:リバーテーブル用エポキシ樹脂を検討しておりますが、
ポリエステル樹脂のものと、エポキシのものどちらが適しておりますでしょうか?
A:いつもお世話になりありがとうございます。
FRP素材屋さん馬渕です。
※よくリバーテーブルの質問で、フレンズリバーテーブル樹脂以外の質問が来ます。
結論から申し上げますと一切わかりません。購入店にて聞いてください。
参考になるかとは思いますが、物性等が全くことなりますので、参考にしていただくのは構いませんが、責任はとれないことをまず前提としてください。
よろしくお願い致します。
フレンズクリアリバーテーブルレジン(エポキシ)が適しております。
説明に関しては該当ブログにて公表していきます。
25.研磨による表面仕上
ここから重要な工程にはいります。
研磨による表面仕上です。
○平滑研磨
セルフレベリングとはいえ、完璧に注入することは難しくやや凹凸がついている状態だと思います。
ここから研磨を掛けて平滑を作っていきます。
表面を研磨するには、かならず電動工具を使用することを強くおすすめいたします。
研磨回数が製品の仕上がりを生むからです。
1.テーブル全体を薄くフライスする方法
大型のトリマー機械で表層全体をフラットにする方法
2.サンディングの機械をつかってサンディングする方法
があります。
○調整研磨
板自体が平滑になったら調整研磨にはいります。
この工程は平滑から美観へと工程を移すことを意味します。
サンダー番手は100、120、240、400、1000といったように階段状に研磨を上げていきます。
○研磨のポイント
研磨で一番むずかしいのは、前の研磨目が残ってしまうことです。
次の細かい番手に移行する際は、必ず前の番手目を消すことが重要になります。
ポイントとしては全体が同じ状態になったら次に進む。
という工程です。
100番の傷を400番では削り切れないということです。
研磨のポイントは次に進む際にかならず前の傷を消す。
これが鉄則になります。
●研磨おすすめ番手について●
フレンズリバーテーブル用クリア樹脂の場合
以下の番手をおすすめします。
凹凸が激しい場合
60→100→150→240→400→600→1000→1500→2500→3000→超微粒子コンパウンドバフ研磨
比較的フラットな場合
100→150→240→400→600→1000→1500→2500→3000→超微粒子コンパウンドバフ研磨
【1.5倍の法則をまもって研磨しましょう。】
をオススメてしております。フレンズクリアリバーテーブル用樹脂は初期のフラットが出やすく、全体的な研磨量をぐっと抑える事が可能です。透明度に関しても25mmまでは1回でいけます。
研削性も優れていますので、作業量をへらすことが可能になります。上記の研磨番手で行けば大丈夫です。
研磨の動画を出しています。こちらを参考にしてください。今後リバーテーブルの情報を出していきますので、見逃さないためにチャンネル登録をよろしくお願い致します。
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