夏休みヴァーチャル工場見学 第三弾

夏休み特別企画、工場ヴァーチャル見学です。

切断工程

かの、有名なことばに、

すべての加工は切断にはじまる。

というものがあります。

(ないわ❢❢)

 

その、切断工程でもっともよく使用されているのが、下記の機械、

ビームソーです。

よく建材業界ではランニングソーと定義されていますが、すこし異なります。

3m×3m(3,000mm)までの超大型ボードを最大厚80mmまで切断できます。

みんなが読んでる雑誌少年ジャンプ。あれの厚みが30mmくらいなので、2冊とちょっと切れる。

そんな感じですね。

 

通常の建材モジュールが、2,400mmモジュールです。

 

ではなぜ、3,000mmの加工が必要か?ということなのですが、海外とくにヨーロッパのボードの基準は3mを一つの基準としております。

そのため、海外から支給されたボードなどの切断において、とても評価が高いです。

 

特徴

加工の特徴は4つあります。

①高さ制御

通常は、切断するか、しないか。のon offですが、この機械は、高さを変えることができます。

内部のステッピングモーターで鋸の高さを制御し、半分くらい切る。、3mmだけ切る。ということができます。

つまり溝ですね。

 

②溝による曲げ加工

溝をたくさん掘ることで、曲げるボードを創ることができます。

③窓あけ加工

また、鋸をどの位置から出発させるか。ということも、内部のリニアスケールによって位置を把握しています。

そのため、ボードの途中から鋸を入れて、途中から鋸を下げて。

みたいな加工ができるわけです。

これによって、鋸を上げ下げし、窓を開けることが可能となります。

※ただし刃物の径があるので、多少切れすぎるか、余白が残るかしてしまいます。

 

 

ランニングソーとの違い

通常建材ボードではランニングソーと呼ばれますが、これはその昔、板を押し当ててボードをカットしていたことに由来します。

昔は、鋸が動くんではなく、人が材料を押し当てていたんですね。

 

それを大型化した。

というのがランニングソーになります。

 

 

しかしこのビームソーは、そのランニングソーに対し、各種の機能を付与したより上位互換な

機械になります。

 

たとえると、

ガンダム=ランニングソー

Zガンダム≒ビームソー

こんなイメージでOKです。

 

 

パラメトリックマシニングセンタ

唯一の家具木工用のマシニングセンタです。

ヘッドには、11kwの重切削用スピンドルがついており、ゴリゴリ削ることができます。

また小型刃物があり、溝を掘っていくことができます。

ドリルではよく使う孔などをこの機械で一瞬で加工が可能です。

 

HSKという特殊なシャンクを使っており、高い剛性を誇ります。

「マシニングセンタユーザー必見!BTシャンクとHSKシャンクの違いと使い分けとは?」

 

マシニングセンタ

そしてここからが我々が最も特異とする切削加工の工場機械群です。

まずは

10尺加工機

通常の建材モジュールである8尺ではなく3,000が加工できる10尺加工機です。

ルーターと鋸刃がついているので、盤上で切断加工も可能です。

 

切断加工については、通常のルーター軸の切断速度のおよそ8倍の速度で切断でき、かつ切削粉も少ないという特徴があります。

 

 

以下は通常のマシニングですが、鋸刃が特徴的な機械です。

制御は、パソコン制御で、簡単な製図品を加工する機械です。

 

8尺加工機

通常、ボードの基準サイズは95%は8尺サイズまでです。

したがって、このサイズに特化した加工機です。

 

ルーター軸とともに、鋸軸がついております。

 

トマト工業では、これらマシニングセンタを統一して揃えることで、以下のメリットがあります。

1.メンテナンスが楽

同じ機械なので、故障箇所のあたりがつけやすい。

2.部品を共有化できる。

※部品在庫を減らせます。

3.機械が故障してもすぐバックアップできる。

とくに、いろんな材料を加工しているのですぐに壊れたりします。

その際の復旧スピードを重視しています。

たとえば、戦時中、日本陸軍は1式戦闘機隼の進化版として新機能を盛り込んだ、3式戦闘機飛燕を開発しました。

これはドイツのメッサーシュミットをオマージュした戦闘機です。

しかしカタログスペック上は良かったのですが、

機構が複雑なことと、メンテナンス部品が特殊なため、現場では使いやすい一式戦闘機が好まれました。

 

現場ではよくカタログスペックと現場の実感にズレが生じるんですよね。

 

工場の現場では、これら機械の整備記録をすべてオンラインに共有化し、すぐにだれでも保守ができるようにしています。

今では300p近いマニュアルが完成し、日々アップデートを繰り返しています。

 

シンクス社は、その保守において非常にバックアップが早いので、我々としても大変助かっています。

 

以下、結構人気記事なのでよかったらどうぞ。

#1シンクス社内覧会へ行こう。大井川工場・建材加工機械

 

マシニングセンタ8尺

こちらはパソコン制御のマシニングセンタです。

厳密には自動工具変更装置がついていないので、NCルーターに分類されます。

鋸軸がついており、盤上でカットも可能な、小中ロット生産機です。

 

これらは制御はパソコン制御です。Windowsが乗っているパソコンで動かします。

が、我々のCADでも動かせるように改良しています。

 

こちらが一番シンプルなNCマシニングセンタです。

盤上においたボードを掴んだ刃物で切削していきます。

制御はパソコン制御です。

マシニングセンタ8尺

こちらのマシニングセンタはもっとも一般的なマシニングセンタです。

 

5軸マシニングセンタ

そして我々の旗艦設備である、同時5軸マシニングセンタです。

ワークは3m×1.6mまで加工でき、切断刃物もヘッド内に内蔵しています。

制御は、金属加工用の3DCADCAMをアセンブルしてある日本で唯一の機械です。

制御版にはボタンがたくさんならんでますが、実際の加工は事務所やパソコンで行い、ここでデータ化したものを

機械に流し込み加工していきます。

 

NCルーター

NCルーターです。浜松の平安鉄工製です。

非常に頑強なので、未だ現役で動いて要る加工屋さんが多数存在します。

 

データー数がかぎられているので、単純な加工しかできませんが、極めて頑強な機械です。

 

エッジバンダー

エッジバンダーは、板の側面に貼る機械です。

1mmや2mmといった厚物の面材を側面に張っていきます。

 

以上が切削工場棟の特徴的な機械群になります。

工場見学については随時おこなっておりますので、ぜひきてねーではまた。

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