2019年1月24日 / 最終更新日 : 2023年3月29日 rpxfn670 各種施工方法 FRP防水の絶縁処理の仕方 Q:FRP素材屋さんこんにちは 先のブログでFrp防水の絶縁処理とありましたがどういった意味でしょうか? A:いつもお世話になりありがとうございます。 FRP素材屋さん馬渕です。 上記一番上を見てください。 断面図になります。 下地の目地(接合部)の接点は応力が集中し上下動を繰り返すと 追従しようとして破断します。 そのため本来は下地を複数枚貼りして目地をずらす必要があります。 下地をずらすことで目地への応力を分散させることができます。 昔30mmの合板一枚か、12mmの合板2枚貼りかどちらがベターかを聞かれたことがあるのですが、 そういった意味では12mm×2の方がベターと言えます。(目地ずらしを入れて) ○絶縁テープの意図 目地の破断については、下地への付着力が強すぎる場合、下地右左にそれぞれ追従しようとして 破断することに原因があります。 絶縁テープを入れると粘着力がそれほど高くないので、目地一点にかかる応力を分散させることができます。 これが絶縁処理の意図です。 従いまして処理の意図をきちんと理解していないとメリットどころか、デメリットが生まれます。 ○絶縁処理のデメリット デメリットの代表としては、一番下の絵にあるように、上下動によって粘着が剥がれ、筋状にフクレ筋が発生することです。 お施主さんによってはクレームに発展することがありますので、注意が必要です。 これは本来下地処理の問題ですので、長期的目線にたって工務店さん、大工さんに改善をお願いする必要があります。 どうぞよろしくお願い致します。 FRP素材屋さん馬渕 関連記事 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 email confirm* post date* 日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)