防水テープによる角施工について
Q:水槽をひっくり返したような角の施工で質問です。
防水テープだけだと強度が出ないのですが、改善方法はありますか?
A:いつもお世話になりありがとうございます。
FRP素材屋さん馬渕です。
強度をもたせる方法について
防水テープだけだと強度はでません。
そのため今回のように特殊な場合ですと下記のような施工によって強度を確保してください。
前提条件として防水テープによる施工では強度はでにくいことをご確認ください。
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防水テープによる施工例
①壁面の施工をする。
ギリギリまでガラスマットを貼り付ける。
②バリを研磨する。
バリを研磨する。削りすぎると防水テープの地がでてしまうので注意
③天面の施工をする。
ギリギリまでガラスマットを貼り付ける。
③バリを研磨する。
④樹脂を塗布する。
⑤研磨する。
⑥トップコートを塗布する。
という例になります。
画像を添付いたします。
①ガラスマットを合板からはみ出すように施工します。
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②写真の施工例は
カッターで切っていますが、
防水テープごと切ってしまうので、研磨で落とします。
(できれば該当のバリが出ている分くらいギリギリでやると良いです。)
※写真はカッターで切る前提なので、かなりはみ出してますが、ギリギリで施工出たバリのみ研磨で落とすイメージ
研磨も注意しないと防水テープごと切ってしまうので、軽くペーパーを当てるイメージで施工しましょう。
バリがとれたら反対側③に移行します。
両方被せればかなり強度はでます。ピンカド部は樹脂を塗る+トップコート
という施工でさらに強度はアップします。
ただしガラスマットが入っておりませんので、物理的な曲げ強度などは保証できません。
その場合は別途の処置が必要です。
どうぞよろしくお願い致します。
またご不明点があればいつでもお問い合わせください。
どうぞよろしくお願い致します。
FRP素材屋さん馬渕