防水テープの貼り方を教えて下さい。
Q:いつもお世話になっております。
防水テープについてですが、角をこれで施工すると良いということです。
具体的にどのような方法で張り込んで行けばよろしいでしょうか?
よろしくお願いします。
A:いつもお世話になりありがとうございます。
FRP素材屋さん馬渕です。
下の写真は実際に水槽を施工しているところです。
最初の写真の黒い角が防水テープです。
この部分は合板の厚み分15mmしか巾がないので、この部分をガラス繊維で巻き込むのは不可能です。
【例えば合板の端っこに布の服を押し当てようとしても難しいと思います。】
ガラス繊維は折り目をつけることができないので、この防水テープを使うということです。
役物などがあればあらかじめ防水テープを貼っていきます。
防水テープは密着面がブチルゴム系、表面が不織布になっております。
そのためFRPガラスマットのかわりとして使うことができます。
但し、漏水想定箇所や水がたまる目地部には使用を避けてください。
上の天端に防水テープを巻き込むと直角がきっちりと出ます。
例えば75mm巾の防水テープを使うと、
15ミリの合板の天面を抜くと50mmあまります。
そのため
25ミリの地点をメージャーで測って印を売っておき、この線をガイドにしてテープを貼っていきます。
裏面に離型紙が着いてますので剥がしながらテンションを強めにかけてください。
そうするとたるむことなく綺麗に直線張りができます。
張り終わったら25mmの内、15mm程度をラップ(重ねる)させ、ガラスマットを貼っていきます。
一番上まで貼ってもよいのですが、カッターでバリを切る際に、大事なテープ部まで切ってしまいがちなので、途中までラップさせて後工程なしの方が良いかと思います。
ブチルゴムテープの中には不織布が溶剤で溶かされ、ブチルと不織布間に浮きがでるケースがあるので類似品にご注意ください。
お問い合わせ頂き、ありがとうございました。
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防水テープの上に樹脂マットを重ねて使っても溶けたり、硬くならなかったり等の問題は発生しませんか?