発泡ウレタンの硬さは、木材くらいの硬さがある?どっちが硬い?
Q:発泡ウレタンで、家具脚を補修したい。
舶来家具のテーブルの脚(発砲ウレタン製)の底面を平面に補修したいのですが、
この商品で10倍というのは硬さは木材くらいの硬さはありますか?
A:発泡ウレタンの硬さについて
FRP素材屋さん馬渕です。
お問い合わせ頂き、ありがとうございました。
硬さというのは、ひっかきなのか、曲げ耐制なのか、打痕なのかで変わりますので、
非常に難しい概念ですが、一般化して”比重”で考えて見ましょう。
一般的な木材の比重を0.6とします。
発泡ウレタンの液比重が1.15とし、これの10倍なので、
完成品比重0.115となります。
その意味でいきますと、比重0.6と比重0.115なので密度が5倍違います。
硬さもこれに類するように変わっていくと考えられます。
連日工作チャンネルの発泡ウレタン動画が2本ありますので、硬さ等イメージしていただけると思います。
よろしくお願い致します。
仮に硬さを木材に合わせたい場合は、比重1.2程度のポリエステルパテにガラスバルーンを入れることで、比重を下げていくことができます。
理論上は、0.8程度まで持っていくことはできると思います。