2017年7月11日 / 最終更新日 : 2023年3月24日 rpxfn670 トップコート 上塗り塗装のコツとは? Q:馬渕さんこんにちは。 先日は材料ありがとうございました。 最近電話が繋がりにくいですね。 盛況のようでなによりです。 さて、先日FRPの上にウレタンの塗装を施しましたが、 このウマイ方法みたいなものはありますでしょうか? A:○○さんこんにちは。 いつもお世話になりありがとうございます。 電話の件は本当に最近受注外の電話が多く申し訳ありません。 盛況というか、困っております。 インターネット等で調べて質問だけこちらにというケースが多いです。 そのためそちらに手を取られてしまっているという現状があります。 さて、塗装の件ですが塗装というのは数ある加工の中でも極めて難しい部類に入るものです。 すべてをお伝えできないとおもいますので、 初級編のポイントを絞って回答していきたいと思います。 1.マスキングの重要性 マスキングを使わない塗装をされる方が見えますが、きれいに仕上げようとおもったらほぼマストになります。 テープは被着体によって変えるべきではありますが、車両用の強粘着のモノが一番汎用性が高いです。 伸び縮みするものがありますが、こちらは引っ張るとラインが変形して変わってしまうので、車両用強粘着がこちらもおすすめですね。 後工程の拭き取り作業などがなくなるので、準備に時間がかかりますが、作業性は上がるはずです。 ※作業にもよります。 良い職人はマスキング幅の広いもので作業をします。 悪い職人はマスキングをしないか、狭いもので作業をします。 2.下地調整 下地調整というのも大事なポイントです。 パテ、補修材での平滑化 異物撤去 脱脂 掃除 旧塗膜除去 このあたりはかなりの作業量になりますが、後工程でいじることを考えると10倍楽になります。 良い職人は前工程に力を入れます。 悪い職人は後工程に力を入れます。 3.塗膜 塗膜厚というのは物質が変化するために必要な要素の一つとなります。 例えば、1液の溶剤揮発型であれば膜圧が厚すぎることで外だけ揮発し、内部に残るなどが考えられます。 2液混合型であれば厚塗りで内部熱で塗装が収縮することも考えられます。 一概には言えませんが、膜厚は厚い方が問題になることが多いです。 塗膜をつけないと行けない場合において良い職人と悪い職人の見分け方があります。 良い職人は厚塗りしなければならない場合、何度も薄塗りを繰り返します。 悪い職人は厚塗りしなければならない場合、一度に厚塗りをします。 一般論でお話しましたが、とてもテクニックがいる加工と言えると思います。 FRP素材屋さん馬渕 関連記事 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 email confirm* post date* 日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)