トップの上塗りは可能ですか?

Q:

技術的な事に関して回答お願いします、。

◎トップの上塗りは可能ですか?
多少のムラを消すとローラーカスのためトゲがあるのを研磨して滑らかにしたいです
◎サッシのアングルピースの取り合いにウレタンコーキングを打ちました。
その上からトップコートをかけると硬化に時間はかかりますか?もしくは硬化不良を起こしますか?
硬化時間に差が出ています。

A:

●トップの上塗りというのは何の件でしょうか?

トップコートにさらに上塗りをするということでしょうか?
解答がずれる可能性がありますので、どのような場面かがわかる必要があります。
●ウレタンコーキングの硬化不良について
下地ポリウレタンコーキング材と仮定します。
このタイプのコーキング剤は、湿気反応硬化型ウレタンになります。
つまり空気と触れ合っている部分≒湿気の供給ができる。→硬化する。
空気が何らかの状態で遮断される≒湿気の供給が滞る。→硬化しない。
ポリウレタンコーキング材の下地適合に、合板、モルタル、コンクリートなどと記載がある場合があるのは(湿気が下から供給される下地)このためです。
例えば、下地が合板の場合、上からトップコートを塗っても、下地の合板から湿気が供給できます。
一方でアルミアングルの場合、湿気供給ができないので硬化不良がおきていると仮定できます。
トップコートも湿気を通さないので、上下において供給ができていない状態です。
対策として、湿気供給ができるよう、十分なオープンタイムをとる。
ポリウレタンコーキング材の塗布量を絞る。(体積に対する表面積を増やす。)
という対策が取れます。
工場のウレタン系接着剤の施工において、霧吹きなどで湿気を強制噴霧するケースもあります。
※ただ、工場と比べて環境のブレが大きく、条件がシビアですのでこの方法は推奨できません。

Q:

◎トップ上塗り
これはトップの上に更にトップを塗ることです。
ムラをなくす
、突起を研磨して再度塗り直したいと言われています。
◎ウレタンコーキング
これがまだ固まってはいるが、しっとりした状態でトップを塗るとどうなりますか?
その後、トップは硬化するでしょうか?
もしくは粘着質のある状態で硬化反応が止まるでしょうか?
引き続きよろしくおねがいします。

A:

○トップの上にトップ
トップの上にトップを塗ることは可能です。
経験上そのままでも十分な密着力を有しますが、研磨したほうが無難です。
番手は30番、なければ40番程度です。
膜厚が極端に厚いとクラックが入る可能性もありますので、極端に厚い膜厚は避けるようにしてください。
○ウレタンコーキング
ウレタンの反応は徐々に進んでいきます。
反応に十分な湿気があればトップを塗っても硬化しますが、
湿気が十分でない場合、硬化不良もしくはかなり長く硬化時間
がかかります。
どうぞよろしくお願い致します。
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トップの上塗りは可能ですか?”へ4件のコメント

  1. チコ より:

    はじめまして。
    楽天にてFRPトップコートセットを購入いたしました。
    質問です。
    ①トップコートをベランダに塗りました。初心者なので少量づつ作って塗ったのですが、塗布面積に対してトップコートの使用量が少ない感じで薄塗りになったようなんです。
    すぐに紫外線などで剥げてきたり不安なので、2度塗りをしても大丈夫ですか?
    宜しくお願いいたしますm(_ _)m

  2. rpxfn670 より:

    いつもお世話になりありがとうございます。

    FRP素材屋さん馬渕です。

    二度塗りしても大丈夫です。全く問題有りません。
    ただし基準塗布量を大きく超えるとクラックが入りやすくなります。

    これは通常の樹脂よりもトップコートの方が堅いからです。
    ※グミよりもクッキーの方が硬いですが、割れやすいと思います。

    30番なければ40番などの荒手のペーパーで研磨していただき、硬化剤を入れたトップコートで増し塗りしてください。
    最初は、ツヤが違うので、新しい部分と境が目立つと思いますが、1週間もするとわからなくなります。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    FRP素材屋さん

  3. 石田 雅也 より:

    質問させて頂きます。
    FRPトップコートですが、真冬でも使用できますか?
    気温が何度以下なら使用しない方が良いとかございますか?
    土地は、大阪府です。
    前回は、6月に使用させてもらって、近々、違うところを塗ろうと思っています。
    宜しくお願いいたします。

  4. rpxfn670 より:

    お問い合わせ頂き、ありがとうございました。

    真冬でも施工はしております。

    ただし注意点としてかなり硬化までに時間がかかる可能性があります。
    夏に購入された樹脂の場合、夏用で硬化が遅くなっておりますので、一度影響のない部分で試されると良いと思います。

    基本的にDIYで5度以下であれば施工を中止したほうが良いです。
    なるべく気温があがった状態にしてください。
    また硬化熱で硬化していきますので、下地がギンギンに冷えていると、硬化熱が引っ張られてしまうので、注意が必要です。

    晴れた日の、午後等時間帯を選ぶようよろしくお願い致します。

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