サンドペーパーと番手の関係性について
Q:FRP素材屋さんこんにちは。
大変参考になるブログありがとうございます。
透明樹脂の面をきれいにするために、研磨を入れるのですが、どうしてもきれいにするために時間がかかりすぎてしまいます。
まぶちさんが思う時間短縮や施工のコツみたいなものを教えてください。
どうぞよろしくお願い致します。
A:いつもお世話になりありがとうございます。
ペーパーのコツは
1.大番手で磨きすぎないこと
2.番手の法則をしること
の2点になります。
一番大事なのは、
1の大番手で磨きすぎないこと。です。
よくあるのがザクッと削ろうとして40番、60番あたりの大番手で磨いてしまうことです。
そうすると凹凸がキツくなってしまい、溝と山が深くなります。
本来の凹凸を消すために始めたのに、凹凸がきつくなることで自分の研磨目を消すために作業量が膨大になることがあります。
そのためまず大きい番手(数字の小さいもの)から始めるのではなく小さいものから始めてください。
小さいもので触ってみて凹凸が消えないようなら徐々に番手を上げていってください。
ベターな番手が120番であるのか、最初の番手が60番であるのかで大分作業量が変わってきます。
次に大事なのは、番手の法則を知ることです。
倍の番手であれば目は消える。
という法則があります。
つまり40であれば80、
80であれば160とすれば番手の目が消えていきます。
ただし、効率的なのは1.5倍の法則です。
40,60,90≒100、
というように1.5で増やしていくと効果的ということです。
目付けが多いフレンズサンドペーパーセットが人気なのはそういった意味あいがあります。
どうぞよろしくお願い致します。