FRP防水のトップコート塗り替え時の研磨ペーパーの番手は?

Q:FRP防水のトップコートの塗り替えをしたいのですが、

サンディングの番手を教えて下さい。

A:いつもお世話になりありがとうございます。

もし再塗装をFRP防水用トップコートで行うのであればサンディングの番手はかなりあら目にしてください。
推奨は40、60、80番手あたりです。
(数字が大きくなると研磨粒子が細かくなります。)

なぜ、このくらいのあら手が必要かと申しますと、

1.あら手の方が研削量があがる。
2.あら手の方が研削スピードがあがる。
3.FRP防水層は硬度が硬く普通のペーパーではなかなか研削できない。

という理由からです。

ではなぜ普通の塗料下地にはこのようなあら手が使われないかと申しますと
上からかける塗料の塗膜によっては、凹凸が見えてしまうというデメリットがあるからです。

しかしFRPのトップコートは通常0.2-0.4mmも膜厚が付きます。
そのため研削目が非常に出にくい仕様になります。

研削目がでないくらいのあら手で削るのがベターになります。

またサンディングのポイントとしては、
↓一方向ではなく、↓←というようにクロスしてかけるのが効果的です。

これはトップコートがこの研削目に入り込み強力に密着する時に、方向性による密着ムラをなくす目的と、平滑性をだす目的になります。

その後綺麗に掃除をしてアセトンなどで脱脂をすれば完璧な下地になりますね。

FRP素材屋さん 馬渕

研磨ペーパー
商品ページはこちら↑↑↑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)