2017年2月28日 / 最終更新日 : 2023年3月24日 rpxfn670 各種施工方法 FRPのつなぎ目を目立たせなくするには? Q:いつもお世話さまです。 先日FRP防水をやってみたのですが、そこそこ上手くいきました。ありがとうございます。 一つ気になる点がありまして、 FRPとFRPのつなぎ目のところに線が入ってしまいました。 この線を消すにはどうしたらよいでしょうか? もしかして段を消すために、樹脂をもっと塗ればよかったでしょうか? A:FRP素材屋さん馬渕です。 いつもお世話になりありがとうございます。 ひとまず良かったです。 FRP同士のつなぎに関しては50mm以上ラップ(交差)させる必要があります。 これをなしにすると、この部分からクラックが入りますので、交差させることについては問題ありません。 今回、その交差部分について、線が入ったのは、綺麗にカットされたガラス同士を交差させたからであり、当然そのラインが見えてしまいます。 そのため手でちぎってモサモサにしてからラップさせるとこのつなぎめが割合目立ちにくくはなります。 防水用マットにかんしては両脇がほぐしてありますが、こういう意味になります。 樹脂の塗布量ですが、これはガラスマットに対し含有量は決まっていますので、これを遵守するようにしてください。 FRP樹脂の基準塗布量は ㎡あたり1.2kg/㎡(#450×1層の場合) ㎡あたり1.8kg/㎡(#380×2層の場合) です。若干前後はありますが、概ねこんな感じです。 なぜ基準塗布量を守るべきかと申しますと、 1.規定量以上の樹脂は物性に与える影響が少なく、コストパフォーマンスが悪くなります。 ※必要以上に無駄な材料を使うことになります。強度は比例してあがりません。 2.樹脂の量が多すぎると硬化熱反応が進んでその部分だけ硬化収縮がおきたり、黄変したりと予期せぬトラブルの温床となりがちです。 というわけであくまでガラスマット対樹脂というのは一対というように考えるようにしてくださいね。 そうすると一番綺麗でかつコストパフォーマンスに優れた防水層ができあがると思いますよ。 ではまた良い報告をお待ちしてますね。 FRP素材屋さん馬渕 商品ページはこちら↑↑↑ 関連記事 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 email confirm* post date* 日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)