サンドペーパーの数字はどんな意味があるの?
Q:いつも丁寧なご返答ありがとうございます。
フレンズサンドペーパーというものを購入したのですが、
いろいろ数字があるペーパーがありどれをどのように使ったら良いのかわかりません。
教えていただけないでしょうか?
A:お問い合わせ頂き、ありがとうございました。
またいつもお世話になりありがとうございます。
この商品かと思いますが、まず番手について。
ペーパーには数字があります。
40かなり荒い
100一般的なペーパーサイズ
1000かなり細かいペーパー
この数字が少ないほど荒いペーパーになります。
荒いペーパーの特徴
1.一回の研削量が増えます。
2.また古い塗膜を剥がしたりするのに使用できます。
3.凹凸を消したり、物理的な突起物をなくしたりできます。
中目ペーパーの特徴
1.塗装前の目荒らし
2.凹凸の平滑化
細目ペーパーの特徴
1.塗装前の目荒らし
2.細かい傷を消す
というようにそれぞれ役割があります。
一般的には
数字の小さい
40⇒60⇒100⇒240⇒400⇒1000
というように細かくしていく方法が一般的です。
FRPでの作業では、スプレーゲルコート仕上げの前はかなり細かい番手で
FRP防水のトップコートの前は研削量重視のため40以下の荒手の番手が良いです。
最終塗膜によって研磨目を変えたほうが良いです。
防水のトップコートは膜厚が0.2ミリもあり、かつ粘性があります。
そのため40などの荒手で削っても最終層には影響がありません。
これが塗膜の薄いウレタン系塗料ですと40で削った跡が表層に出てしまいます。
このように上塗りとの相性も重要になってきます。
どうぞよろしくお願い致します。