2019年6月11日 / 最終更新日 : 2023年3月29日 rpxfn670 各種施工方法 ケイカル板下地にぬるプライマーの種類は? Q:おはようございます。 メールの返信、ありがとうこざいました。 ところで、新たな疑問が発生しましたので、お聞きします。 質問①→ケイカル板に塗るプライマーは、何を使いますか? ウレタンプライマーでしょうか? もし良ければ、品名を教えてくださいませ。 質問②→ポリウレタンシーリングを充填後は直ぐに、ポリエステル樹脂を被せて も大丈夫ですか? ウレタンシーリングは乾燥も遅いので、翌日まで乾かないと思います。 また、ウレタンプライマー塗布後は8時間以内に次工程へと移らないとダメだと 聞きました。 質問③→ウレタンプライマーは、基本的に薄塗りだと聞きましたが、ケイカルに プライマーを塗布すると、吸い込みが激しく 、厚塗りになってしまうと思われま すが、大丈夫ですか? 質問④→板の継ぎ目の動きは大きいと思われますが、施主様の予算が足らない為 、FRP防水の採用になりました。 割れやすい事に関しては、了承済みです。 継ぎ目の処理はウレタンシーリングで大丈夫ですか? 宜しくお願い致します。 A:いつもお世話になりありがとうございます。 1.ウレタン系プライマーが一般的です。 一般的なケイカルシーラーとしては水系アクリルエマルジョン系もありますが、 こちらですとポリエステル樹脂との相性が悪いので、適合のポリウレタンシーラーをご利用ください。 ※通常のウレタンプライマー、合板・モルタルが適合下地となっているもの 2.ポリウレタンシーリング材は本来であれば表層から皮膜を作ってくるのでそこが乾燥してからという回答になります。 実務上はそれほど大きくなければ問題なく次工程に施工できます。< /div> ウレタンプライマーについては各商品によって組成が異なりますので、説明書に従ってください。 温度、湿度等でかわりますが、概ね当日中施工という見解になろうかと思います。 3.薄塗り、厚塗りについて ウレタンプライマーが薄塗りを推奨されている最も大きな理由は、 湿気硬化型ウレタンという種類であること。です。 空気中の湿気と反応効果するため、湿気供給が必須ということです。 塗布量が厚いと、肉まんのように表層皮膜のみ硬化する現象がおきます。 そのため薄塗りが推奨されています。 実際の塗布についてはケイカル板ですと浸透するので、塗布量は多めになります。 ”表層が厚塗りでなければ大丈夫”という見解になります。 4.本来動きは下地が担当するもので、FRP層に応力がかからないことが前提です。 その前提でいえばウレタンシーリングで大丈夫です。 目地の動きが見られる場合は、絶縁処理があったほうがいい可能性があります。 両脇の板が上下に振れる場合、バチバチにFRPが接着していると、破断につながります。 これを緩和するため、テープ等を貼って動きの面積を増やすことで破断を防ぎます。 ただし、テープ巾全体が浮いてくることがあるので、その点は注意が必要です。 どうぞよろしくお願い致します。 FRP素材屋さん馬渕 関連記事 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 email confirm* post date* 日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)