シーリング剤とは?種類と特徴について解説してみた。

シーリング材は、建物等の境目のすきま(目地)に充填して防水や密封の機能をもたせるものです。

洗面化粧台の脇に、ゴム状のものがあるのがわかると思います。

https://www.frpsozai.com/shopbrand/ct78/

使い方を間違えると問題がおこりますので、きちんと理解する必要があります。

まず施工時に固める方法が2種類に大別されます。

1成分形と2成分混合型

2成分型はA液、B液のように別々のものを混合させ、反応させるタイプです。こちらはネルネルネルネ。

みたいに別々の要素を物理的にまぜあわせるので、化学反応がおこり物性値が上がりやすい傾向にあります。

ただし練る手間がかかり、技術による差がでてしまうので、プロ向けといえます。

一方で1成分形は、出した瞬間から硬化が始まっていきます。

保存性は悪いですが、技術ムラがでにくいこと、使いやすいことからこちらがDIYでは主流となっています。

メカニズムは2つあり、一つは乾燥硬化型、水分等を抜いて乾燥させるタイプと、湿気反応硬化型があります。

乾燥硬化型よりも湿気と反応硬化型の方が圧倒的に物性は上です。

つぎに材質をみていきましょう。

シーリング剤の種類

ホームセンターにいくとすさまじい数のシーリング材が並んでいます。

その中でどれをえらんだらよいのかわかりませんよね。

種類シリコーンシーラント変性シリコーンポリウレタンアクリルポリサルファイド
特徴一番安価、ただし密着製が悪いためシリコンシーラントを変性して使いやすく下地に使う。追従性があり密着性が高い。お値打ち、内装用汚れにくいタイプ
 塗料を乗せることができない。した機能付加タイプただし耐候性が悪い。(むき出しはダメ)物性は低い使用頻度小
主な硬化方法湿気硬化湿気硬化・2液混合湿気硬化乾燥硬化湿気硬化
外壁    
金属カーテンウォール   
コンクリートカーテンウォール   
ガラス・サッシシール   
塗装下地   
FRP防水下地    
水回り    
内装目地等    
      

モジュラスとは?

製品によっては高モジュラスという記載があります。

低モジュラスは、追従しやすく伸びやすい素材

高モジュラスは、追従しにくく固めな素材

となります。

動きがある目地などは低モジュラスタイプが適しています。



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