知られざる船底塗料の不思議について
おかげさまでこのブログも大変多くの方に観ていただいているようで、毎日QAがものすごいことになっております。
もともと個別対応ができないため、このブログにて無料で全部公開していたのですが、かえって質問が多くなってしまう。
そんな現象ですね。
さて、今日は船底塗料について
船底塗料?そんなのなんだっていいじゃん❢❢
そう言われそうですが、実はこの船底塗料とても重要なのです。
船の底に、フジツボやムラサキガイ、青のり、ヒドロムシといった類でしょうか。
そもそもコレの原因が、藻やバクテリアなどの付着が原因とされています。
こうしたものが付着すると、船の進みがわるくなり、燃費が極端に悪くなります。
そこで塗料を改善することで、この傾向を軽減しているのです。
船底塗料
普通、付着をなくす。
と言う事を考えれば、たとえばピカピカツルツルにして
付着しづらくする。
などという解答が返ってきそうですが、
そういった方には往復ビンタをするとして
(どんな態度だ❢)
実は考え方が異なります。
それは自己分解することで解決しています。
つまり自分から塗料が削れていくことで、汚染物質とともに、海に流していく。
というスタイルなのです。
昔はスズをつかった塗料がありましたが、現在は環境汚染の問題からアクリルポリマーなどを使った塗料で
改善しています。
水と反応して分解する加水分解型の塗料です。
海によって塗料が違う
そしてもうひとつ特徴としては、海によって塗料が異なる。
ということです。
海域によって生物が異なるので、違う海ではめちゃくちゃ効きがいいのに、
こっちの海では全く効かんな❢
ということも起こり得るのです。
そのため海域にあった船底塗料を使う必要があります。
一年に一度船を上げて、船体を乾かし、塗料を塗る。
これも漁師さんの大事な仕事の一つなのかもしれませんね。
ではまた。
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