「低モジュラスとは?」「ブリードとは?」について知っておくべきこと」
シリコンコーキングの種類
シリコンには数種類あります。
ホームセンターでも屈指の売れ筋商品ですが、
代表的なものは3つあります。
①シリコン系(FRP素材屋さんだとs100j※防カビ性付与がよく出ています。)耐候性に優れ、最終面に使われます。洗面台の目地など。最大の難点は上から塗料を塗ると、塗料が変異・汚染≒ブリードされます。※剥離や変色
リフォームするには撤去する必要があります。
S-100J 防カビ剤入シリコンシーラント ホワイト シーリング材 コーキング材
¥590(税込649円)
- SHSSSBW01A
②変性シリコン系(上記を改良し、耐候性を付与しつつ、上から塗料を塗ることができるようなもの。)伸び性もよく、外壁目地などによく使われます。
③ポリウレタン系 紫外線に弱いですが、上から塗料がバチバチに付きます。そのため最終塗料前提の下地剤として使われます。これがノンブリードマックスです。
【ポリウレタンシーリング剤 ノンブリードMAX320ml 1本】ホワイト
¥560(税込616円)
- SHSPS0320A
ブリードとは?
ブリードとは、ある物質の成分が他の物質に浸透する現象を指します。
例えば、塗料が壁に塗られたとき、成分が壁に浸透して色が変わることがあります。これは塗料がブリードすると言われます。
ペットのブリーダーは、品種改良させるものですが、
ノンブリードとは変異しない。という意味合いで覚えます。
低モジュラスとは?
よく低モジュラスと言われますが、これは剛性が低いものです。
まず、低モジュラスとは、物質の変形に対する抵抗力を表す用語です。
低モジュラスの物質は、変形に対する抵抗力が低く、柔らかくて形が簡単に変わります。例えば、スポンジやゴムは低モジュラスの物質です。
外壁目地で、高モジュラスをつかうと、目地の剛性が高いので、壁体の動きに追従できずクラックがはいります。
そのため剛性が低いもので、伸縮した方が、目地材として適しているというものになります。