シリコン4種類の違いは?

Q:御社のシリコンゴムですが、4種類あります。
フレンズシリコン(御社ブランド)
フレンズシリコン2
信越KE-12
信越KE-17
これらの違いをおしえていただけると大変嬉しく思います。

A:FRP素材屋さん馬渕です。
いつもお世話になりありがとうございます。

○KE-12
信越化学の低粘度型シリコンです。
ごくごく一般的なシリコンゴムになります。
※以下、数値の説明に入ると長くなるので、単位は省いてあります。

○KE-17
信越の中粘性シリコンです。
信越KE-12が10pa/secにたいして
信越KE-17は13pa/secになります。
硬度はKE-12が40に対して、KE-17が50と若干硬いです。
その分引き裂き%がKE-12が170%に対しKE-17が140%と硬い
ひっぱると伸びにくいという特徴を持ちます。(KE-12比)

○フレンズシリコン
フレンズシリコンは基本的にKE-12と同等品という位置づけになります。

粘性はKE-12と同じ。
引張伸縮もほぼ同じです。

違いは
・作業性
作業可能時間がKE-12の30分に対し、フレンズシリコンが1時間であること
(硬化時間が同じとすると作業時間が長い分だけ作業しやすい)
・低収縮
線収縮率がKE-12の0.5%に対してフレンズシリコンは0.1%以下であるという意味で、
低収縮というくくりのシリコンという解釈になろうかと思います。

○フレンズシリコン2
・量産性
フレンズシリコン2は価格も高いですが、
これは引き裂き強度強化型と考えてください。
量産でたくさんものを創りたい場合、抜きを繰り返すとシリコンが破断することがよくあります。

引き裂き時強度が通常のKE-12と比較して8倍ほどありますので、量産をされるお客様に大変好まれています。

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