FRP防水のためのローラーはアルミか豚毛かどちらが良い?

Q:FRP素材屋さんこんにちは。

FRP防水を施工する時のローラーはアルミか豚毛かどちらが良いでしょうか?

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【積層ローラー】アルミローラー 4/10パイ

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【黒豚毛 脱泡ローラー】 4/28パイ

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【黒豚毛 脱泡ローラー】 6/28パイ

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【カルガルFRP道具セット】FRP専用の道具を集めた12点セットです。

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A:FRP素材屋さん馬渕です。

いつもお世話になりありがとうございます。

さて、表題の件ですが結論から言うとどちらでも良い。

になります。

但し、それぞれ特性がありますので使い方次第と言えます。

なれると圧倒的に豚毛が使いやすいです。

◎豚毛とアルミ(鉄ネジ)ローラーの違い◎

・施工面
まず施工面から行きますと、豚毛は硬い毛によってFRP表面に孔を開け、空気を抜いていきます。
アルミローラーは空気を外に向かって追い出していく。という違いがあります。

豚毛はニードルで空気を抜く
アルミは空気を押し出していく

という違いがあります。

・耐久性
ではなぜ、初心者のキットなどに豚毛がアセンブルされてないかということですが、
この毛に樹脂が詰まった時、豚毛は使い捨てになってしまいます。

豚毛はあくまで動物の毛ですので顕微鏡でみるとキューティクルという凹凸がたくさんあります。
ここに樹脂がつまって硬化すると一気にしなやかさが失われ、使いにくいものとなってしまいます。

アルミの方は、樹脂が詰まってもベロンと取れ、また樹脂がアルミ自体に溶着することはありません。

そのため長期耐久性はアルミのほうが圧倒的にあります。

豚毛ローラーをアセトンに常時つけ置きしないといけませんが、これを忘れると施工ができなくなってしまうのです。

このような違いがあることを認識しておくだけでも施工性がぐっと上がると思います。

お問い合わせ頂き、ありがとうございました。

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