ゲルコートと普通の塗料、トップコートとの違いについて
Q:ゲルコートの用途を勘違いしていたのですが、ノンパラのゲルコートはどのような用途に使用するのでしょうか。
ご回答よろしくお願い致します。
またウレタンに関するご指摘、誠にありがとうございました。
ウレタンフォームの存在は知らず、ご教授頂き幸いです。
A:いつもお世話になりありがとうございます。
FRP素材屋さん馬渕です。
通常塗料というのは、最後にのせるものと思います。
ゲルコートは最初にのせる塗料になります。
例えば製品に最後に塗装するのがトップコートですが、
ゲルコートについては多少異なります。
型をつくった成形品をイメージしてください。
(ここではデパートにある100円を入れて遊ぶパトカーなどの遊具)
パトカーの反転型があります。
ここに離型剤とよばれるワックスを塗布し、
ダイレクトにゲルコートを塗布します。
硬化 したらそのあとグラスファイバーを貼り、樹脂を塗布し固めて一体化していきます。
その後型をバカっと外すと最初のゲルコート層が表に出てきます。
これがゲルコート(ノンパラ樹脂+ポリトナー顔料)です。
ここでゲルコートを使う理由はゲルコートはいつまでたってもベトベトしており表面が未硬化な素材です。
※酸素と触れ合う部分だけ未硬化になります。
従いまして、このあとにかけるFRP樹脂が強力に密着するものになります。
※全体が一体化します。
こういった使い方をするのがゲルコートになります。
どうぞよろしくお願い致します。
FRP素材屋さん馬渕
担当者様
お世話になります。
ヨットハルのゲルコート表面にクラックが発生していますが、簡単に補修する素材及び方法がありますか、またメンテナンス方法についてもご教示頂けたら幸甚です。
お問い合わせ頂き、ありがとうございました。
研磨して上から、スプレー、短毛ローラーで塗装するような形となります。
どうぞよろしくお願い致します。
上からの膜厚によって研磨番手がかわります。
スプレー塗装については
YOUTUBE【連日工作】にて詳細をアップしておりますので、ぜひ御覧ください。
よろしくお願い致します。