細かいディテールの型を作りたい場合どんなスチロール板を選んだら良いか?

Q:初めまして、○○と申します。

FRP素材屋さんの日記をご拝見致しましてご質問したいことがあり、メールをさせて頂きました。

FRP製品の原型に関してご質問です。

発泡スチロールで原型を作成し、シリコンで型をとり、FRPで製品を作ろうと考えております。

作品の完成像は表面がザラザラした大きいカボチャのような物で、それを何個も作りたいと考えております。

発泡スチロールのザラザラした表面を活かし、ある程度細かいディティールを作りたいのですが、どのような発泡スチロールを選べば良いのでしょうか?(近いニュアンスのものはスタイロフォームです。)

今のところ購入の候補はアキレススチレンブロックという小粒子、高密度の発泡スチロールです。

https://www.achilles.jp/product/manufacturing-facility/bead-polystyrene-foam/styrene-block/

ただ、密度や圧縮の強さをどれを選べばいいのかわかりません。

芸術大学などで使われているような、、、細かいディティールの大きな立体の原型の素材、、、

そのようなときに使われている発泡スチロールの密度kg/㎥、圧縮の強さN/c㎡をお知りでしたら教えてください。

宜しくお願い致します。
A558_Z1
A:いつもお世話になりありがとうございます。

スタイロフォームにも大きく分けて3種類あるのをご存知でしょうか?

一般に出回っているスチロール鮮魚箱程度が60倍だとすると

1種38倍、2種34倍、3種31倍です。

細かいディテールということですとグレードを上げて密度を上げていく必要があるかもしれません。

以下はスチロールとの違いというページから転載しました。

参考にしてみてください。

圧縮強さ等は知見がありません。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

一般的なつぶつぶの鮮魚箱みたいなものは通常60倍くらいです。

これの重量は立米あたり約17kg

スタイロフォームの1種は(通常出回っているスタイロ、カネライトのグレード)
倍率にして38倍程度
重量は立米あたり約26kg

スタイロフォームの2種は
倍率にして34倍程度
重量は立米あたり約29kg

スタイロフォームの2種は
倍率にして31倍程度
重量は立米あたり約32kg

といったところでしょうか。

重量比に直すと

スタイロ1種が1.52倍
スタイロ2種が1.71倍
スタイロ3種が1.88倍

にそれぞれなります。

それだけ密度が高く、強度があるということになります。

◎断熱性能の違い

断熱性は一般的なスチロール板よりもスタイロフォームの方が断熱性が高くなります。

スタイロエース
商品ページはこちら↑↑↑

細かいディテールの型を作りたい場合どんなスチロール板を選んだら良いか?”へ2件のコメント

  1. 長田安司 より:

    FRP樹脂防水の上にトップコートを塗るのが一般的とは思いますが、お蔵の外壁などに、細かい石つぶを使う場合がありますが、その石つぶ(外装材)を塗りつける方法はありますか?
    教えて下さい。

  2. FRP素材屋さんです。 より:

    石粒をつける方法について
    1.トップコート樹脂中に石粒を入れてローラー等で塗布する方法
    2.トップコート硬化前に石粒を【鬼は外】方式でまく方法
    の2種類があります。
    砂の粒径によって最適な塗布方法が異なりますので、
    どうぞよろしくお願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)