型にある凹凸を埋める方法と、パテ盛りの作業順序は?

Q:型を作ったのですが、ビスで固定してある箇所があります。ここをパテ埋め等したいのですが、どのような手順が適していますでしょうか?

pate

A:いつもお世話になりありがとうございます。
FRP素材屋さん馬渕です。
パテの処理についてはいくつかの方法がありますが、一般論として回答いたします。

1.凹面にパテをもります。この時、収縮分を見込んで厚めにもるようにしてください。硬化剤を混入したパテ
厳密に言えば収縮とともに入れすぎるとスアナがでますので、硬化剤は多すぎないことが推奨されます。
ただ、おそらくは工程スピードをあげていきたいと思われますので、硬化を早めて2回目以降に工程を分けることがベターかとおもいます。

2.盛ったパテを削り出します。
通常1,000番程度まで削ってコンパウンドの中目から細目で仕上げます。(場合によっては極細目まで)

研磨するタイミングのベストタイムは、外部環境に大きく左右されますが、数時間後の固くなりすぎなく、かつきちんと削れるタイミングです。
削りやすくなり、作業性が上がります。

FRP素材屋さん本店
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パテ
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型にある凹凸を埋める方法と、パテ盛りの作業順序は?”へ2件のコメント

  1. 鈴木直樹 より:

    はじめてメールします!FRPの成形の仕事をしています!ゲルコートの脱泡補正をする際にゲル盛り修理をしますがクレーターみたく跡が残るので残らなくする為にも密着をよくする為にもリューターで掘った穴にゲルの密着をよくするミッチャクロン、アセトン、スチレンなどを塗るとかいい方法ありますか?

  2. FRP素材屋さん馬渕 より:

    ミッチャクロンでも良いですが、基本的な方向性は研磨になります。

    荒手の研磨ペーパーで、研磨します。その場合、方向性をクロスにすると密着力が増します。

    表層に油分などがある場合は、アセトンで脱脂していただくとより良いです。

    詳細がわかりませんので一般的な回答となります。
    どうぞよろしくお願い致します。

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