ユニットバス、FRP浴槽の修理をしたいですが、どうしたら良いですか?

Q:FRP浴槽にヒビが入ってきました。
そこでFRP素材屋さんのFRP修理キットを使って
修理をしたいですが、どうしたら良いですか?

A:FRP浴槽の修理については通常のFRPとは全く製法がことなります。

私達が普段目にしているFRPはハンドレイアップという手法で手作業で貼り付けたりします。
一方で、FRP浴槽、ヘルメットなど量産品についてはSMCという手法が使われます。

SMC成形は大型の設備が必要です。
FRP浴槽などは大型の金型などにFRPの樹脂や充填剤、離型剤、などを一個の金型に入れ
熱硬化反応等で成形させるものです。

そのため量産ができ、速いサイクルで製品の製造が可能になります。

しかしこの手法は内部離型剤等の問題で、
上からFRPを貼り付けようとすると非常に密着製が悪くなります。

さらに問題が一つあり、

1.環境が過酷である。
浴槽は氷点下から60℃までととても幅広い範囲での温度対応となります。
温度が上昇すると分子間の動きが活発になり、剥がれやすくなります。

例えばお湯で茶碗を洗うのと、冷水で洗うのとの違いのようにです。

2.使用が毎日肌に触る場所である。
例えば天井の部分であれば塗料の剥がれなどは大きな問題になりません。
しかし、毎日肌に触る部分であればごくごく微小の引っかかりでも剥がれとして認識されやすいです。
そのため非常にクレームが多い分野になります。

といった問題から、バスタブ専用のFRP樹脂を材料だけ販売しているメーカーがないのが現状です。

結論としましては、浴槽をFRPで修理することはできますが、
補修前提で、長期保証には適さない分野となります。
もし施工したいのであればあくまで自己責任において施工していただく。
という方法になります。

この非常に難しい分野を専門にやられている業者様が当店のお客様でありますので、
そちらを紹介することはできます。

どうぞよろしくお願い致します。

お問い合わせ頂き、ありがとうございました。

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