キャンピングシェルの材料について

Q1:内容    :  質問です。

軽トラの荷台にキャンピングシェルを作ります。
スタイロホーム30mmに1mmの塩ビ板をはります。
その上にFRP防水をしたいのですが?
面積は3X6版の塩ビ板10枚分です。
何を購入したらよろしいでしょうか?

A1:いつもお世話になりありがとうございます。
塩ビ板を張るのであれば、
①塩ビ用のプライマー が必要になります。
そして積層用の②樹脂+③ガラスマット 仕上げの④トップコートが必要になります。
ただスタイロフォームの上に塩ビ板を接着せずそのまま使用する事もできます。
その場合は スタイロフォームに①スチロール用樹脂コーティング
そして積層用の②樹脂+③ガラスマット 仕上げの④トップコートでも問題ないかと思います。
ご検討お願い致します。
Q2:お世話になります。
塩ビ板なしで行けるのでしたら、そちらの方法で作りたいです。
面積は3X6版10枚ほどです。
スタイロフォームに①スチロール用樹脂コーティング
そして積層用の②樹脂+③ガラスマット 仕上げの④トップコート
を選んでいただけますか?
ローラーも欲しいです。ハンドルはあります。
A2:いつもお世話になりありがとうございます。
必要材料については、
36板が1.65㎡ですので10枚で16.5㎡となります。
スチロール用樹脂は0.4kg/㎡ですので、6.6kgが必要です。ただしギリギリになりますので、8kgがちょうど良いと思います。
スチロール用樹脂 8kg(4kg×2)
FRP素材屋さんスチロール用樹脂 4kg(硬化剤別途)
樹脂については、
16.5kgとなります。
ガラスマット 21m分
トップコート 必要量は6.6kgです。
アセトン
硬化剤 必要量 160gですので250mlが近似です。
ローラー(10本パック、バラでも可、使い捨てになります。)
どうぞよろしくお願い致します。
   

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キャンピングシェルの材料について”へ5件のコメント

  1. ig より:

    お世話になっております。Q&Aを参考にさせて頂き、たいへん助かっております。同じくキャンピングシェルを作ってますが、外装強度UPと防水目的でFRPを検討しております。表面はスタイロフォームが主です、そして骨材のアルミと木が僅かに表面にあります。前出の質問者様に必要な材料と同じで大丈夫でしょうか?

  2. rpxfn670 より:

    お問い合わせ頂き、ありがとうございました。

    スタイロフォームは、樹脂の中のスチレンモノマーで溶けてしまいます。
    そのため表層にスチロール用樹脂でコーティングしていただき、FRPを施工していただく形となります。

    アルミは、小面積であれば研磨していただければある程度密着いたします。

    どうぞよろしくお願い致します。

  3. hj より:

    同じ質問ですが、木部やアルミ部分はスタイロホームと同じプライマーを塗ってよろしいでしょうか?
    また木部スタイロホームには隙間や段差もありますが、FRPで一体防水が可能でしょうか?

  4. rpxfn670 より:

    木部は問題ありません。アルミはそのままだと剥がれますので、研磨を入れてください。
    段差について
    FRPの厚みは1mm程度しかありませんので、凹凸を吸収できるほどの厚みにはなりません。
    剛性(変形しづらさ)は厚みにしては非常に高くでますが、なにぶん厚みが薄いためその分はご理解ください。
    たわみ等は下地側でもたせる必要があります。
    よろしくお願い致します。

  5. rpxfn670 より:

    ○剛性について補足○

    剛性については、
    https://tomatokogyo.com/frp/archives/%E3%81%8A%E8%8F%93%E5%AD%90%E3%81%A7%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%88%E3%82%8B%E5%89%9B%E6%80%A7%E3%81%A8%E5%BC%B7%E5%BA%A6%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.html
    のブログが好評ですのでぜひ御覧ください。

    剛性については、単体というよりもボックスの形状や、リブなどで大幅改善できます。
    もちろん厚みを増やして、密度を増やせば問題はないのですが、燃費等の問題で、おそらく軽く創りたいと思われるはずです。

    ○剛性の考え方からみる相違工夫

    キャンピングカーの形状からすると、通常それだけでかなり剛性はでます。
    しかし改良したい場所があれば、そこピンポイントで設計変更してあげるとさらに効果的です。

    例えば薄いアルミ板と薄い鋼板では全く剛性(変形しづらさ)はことなります。
    アルミの方は簡単にしなってしまいます。
    しかしここのアルミに一本中心にリブを作って凸形状にしてあげるだけで全くしなりがなくなると思います。

    FRPの場合形状変更が簡単にできるというメリットがあります。
    設計者の創意工夫によっていろいろな機能をもたせることができます。

    ぜひ試して見てください。

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