アセトンとスチレンの違い
Q:アセトンとスチレンが溶剤にありますが、どちらでもかまいませんか?
A:FRP素材屋さんです。
いつもお世話になりありがとうございます。
アセトンとスチレン両方共樹脂を柔らかくすることができますが、
一番の違いは、アセトンは硬化後揮発するのに対し、スチレンは硬化後も樹脂中に残り続けるために、最終物性が変わります。
アセトンを入れすぎると樹脂がスカスカになり、逆にスチレンをたくさん入れると樹脂が硬くなります。
用途に応じて使い分けるようにしていただくのが良いかと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
FRP素材屋さん 馬渕