◎バイクカウル型補修について◎
Q:
いつも大変お世話になっております!
御社より色々購入し、バイクのカウルの型作りに挑戦している物です。
昨日、苦労してマスターから脱型したら、分割した境界線などにゲルコートの「欠け」うや「穴」が発生していました。
時間だけはたっぷりあるので、型の内側をヤスリでツルツルにしてから|・・・と思ってましたが
そもそも欠けたり、くぼみがあったりでは、型として話になりません。
型には脱型時に強い力が発生するので「パテ補修」では心もとないと思うのですが
こういった「型の修正」には何をどうするべきでしょうか?
是非アドバイス!お願いします
<以下想像>
①ゲルコートにパラフィンと硬化剤を追加して少量つくり、それらをパテとして、穴や掛け部分に塗布し、乾燥後に均する。
②ポリパテで普通に修正して構わないが、修正後はゲルコートを希釈したものをガンで吹くと良い
A:
いつもお世話になりありがとうございます。
○前提として○
脱型時には大変強い力がかかるので、型用樹脂は物性の強いものを利用します。
その意味においては、一般樹脂よりオルソ系ゲルコート、オルソよりイソ系ゲルコート、イソゲルコートよりも型用ゲルコート
というように物性があがっていきます。
①ゲルコートにパラフィンと硬化剤を追加して少量つくり、それらをパテとして、穴やカケ部に塗布し、乾燥後にならす。
方法としては良いです。脱型時には、型から修正箇所に対し、剥がそうとする力が働きますので、研磨をするようにしてください。
100番より大きい番手が効果的です。一方向よりも二方向というように研磨方向にも注意ください。
レゴブロックのような密着方法で型に対し、修正箇所が剥離しにくくなります。
②層が別れれば分かれるほど、剥離しやすくなります。サンドイッチは剥離しやすいですが、パンを剥離しようとしても難しいと思います。
密着という点で考えれば、できれば同じような素材でまとめるのがベターです。
以上参考にしていただければと思います。
情報がすくないので、一般論での回答となります。
ご検討お願いいたします。