新車(中古)購入後初サイクリング、GIANT-PROPEL Advanced1 SE 2020 インプレッション
さてみなさま
こんにちはまぶちでございますよ。
悪名高いPF30の自転車で、異音に悩まされてましたが、ついに
新車を導入しました。
新車っていっても中古ですが。
(節子、それ新車やない、中古車や。)
購入した自転車は、GIANT propel(プロペル) 2020 リムブレーキタイプです。
いまどき2020モデルのインプレッション
今どき、2020モデルのしかも、リムブレーキのインプレッションをするのも、どうかと想うのですが、
10年間およそ走行距離、8万キロを走ってきて、そろそろ自分自身が変え時かな。おもってる私なんですが、
(なんの話だ❢❢)
自転車はこれで4代目になります。
10年で4回って変えすぎじゃね?想うかもしれませんが、
1回のサイクリングで100kmとか普通に走るので、だいたい3万キロくらいでいろんなところにガタがきてしまいます。
(主にBB)
その前に、なぜGIANTプロペル 2020なのか。って話をしたいと思います。
なぜGIANTプロペルにしたのか。
そもそも、GIANTプロペルは、世界最大の自転車メーカーである台湾のGIANT社の製品です。
2015年、このGIANTのTCR1という11万くらいのロードバイクを買ったのがすべてのはじまりでした。
TCR1は、アルミのフレームで、全外装、シマノ・ティアグラの10Sタイプ、アルミホイールという一般的な自転車でした。
重量は9kg台
堅牢でメンテナンス性がよく、パーツ互換性もあり、まさに
自転車は自由だ。
を体験させてくれた自転車です。
BBはBB86で、トラブルも異音も少なくとてもよい自転車です。
ちなみに、私の息子がまだ乗っているので、なんと10年間活躍している自転車です。
問題は2代目、3代目です。
異音に悩む。
2代目は初のカーボンロードバイクである、FOCUS CAYO 11速の105コンポーネントをつけたカーボンフレームです。
はっきりいって全く違いも感じられませんでしたが、数々のレースに一緒にでた思い出の自転車です。
全くエアロフレームではないのですが、8kg前後と割りかし軽量でした。
問題は、ボトムブラケット、PF30で頻繁な音鳴りに悩まされ、これがために3万キロのった次点で交換となりました。
4代目は、FUJIのTRANSONICというカーボンエアロロード。
こちらは8.4kg
こちらは内装フレームです。
自転車は、変速も、ブレーキもレバーでワイヤーヒモを引っ張ることで、変速、止まったりします。
最新自転車は、エアロ効果をたかめるためにワイヤーを中に入れてしまっております。
これの問題点が一つあり、ワイヤーを中通しすることで、ワイヤーに負担がかかるということです。
特にシフトワイヤーはブレーキよりも細く、線がほつれてきてしまったりします。
その都度、自転車を分解せねばならず、
エアロフレームであれば、外装にするか、電動変速にするか。
という2択だとおもうようになりました。
とくに私のように山ばかりにいくと、変速回数が極端に増えてしまいます。
そこで、WHEELTOPEDSというワイヤレス変速を導入したという経緯があります。
【大本営発表】脳筋ガチサイクリストが発表する、中華激安電動コンポは使えるか?みんな大好きシマノDi2との比較【WHEELTOPEDS】【インプレ】 | トマト工業のブログ-建材の加工と自転車通勤
しかしTRANSONICもやがて異音問題を出すようになりました。
エアロバイクの割にレースには出なかったですねほとんど。
岐阜県と長野の県境野麦峠で、ベアリングが抜けるという事態にいたり、
【サイクリストの聖地】木曽御嶽ルートが最高だった件 | トマト工業のブログ-建材の加工と自転車通勤
ついに、自転車交換をする決意をしました。
走行距離は4年でおよそ25,000kmくらいだったと思います。
普通よりは短いですが、BBにトラブルを抱えていたためと思われます。
PF30 BB異音に散々悩んで分かった…ロードバイク選びで「一番大事なこと」 | トマト工業のブログ-建材の加工と自転車通勤
GIANTプロペル
GIANTプロペルは、エアロフレームですが、クランクにパワーメーターがついています。
私のパイオニアパワーメーターは7年くらい使ってるので、そろそろ交換時期。
はじめからパワーメーターがついている中古自転車があればラッキーと思ってました。
また、エアロ形状はマストで、鳥のような形状と、空気を切る感じがすきなのです。
バイチャリ高知店さんから到着。
お値段は10万円台と非常にお買い得。
ピッカピカに清掃してあり、
組付けも、トルクも大変しっかりしており、技術の高さが伺えました。
今までお世話になった自転車からパーツを抜き取る作業。
ちょっとさみしいですね。
組み上がったエアロフレーム。GIANT PROPEL 2020 Advanced1SE
問題が1点、WHEELTOPの変速調整がうまく行かず、性能を活かしきれておりません。
重さは、多分TRANSONICよりもちょっと軽い感じですね。
クランクには両足計測のGIANTPOWERPROがついています。
インプレッション
さて、ではここからはインプレッション。
ホイールは全く同じもので、FUJIと、GIANTプロペルを試してみました。
結論、
ようわからん。
(時間返せバカッ❢❢)
ということですが、一点わかることといえば、
なにか、
びゅううううう。
という風を切るような音がするってことです。
また、漕ぐときに、ベアリングの上を漕いでいるようなイメージで、
あまり“隙間”を感じることがありませんでした。
隙間とは、FUJIの場合は、力を入れると微妙にクランクが上下しながらチッチ音がするのに加えて、
やはり微細な角みたいなものがあり、GIANTの方が滑らかに感じました。
これでホイールの音がなくなれば、
ロードバイク特有のあの浮遊感といいますか、あの滑らかな空を滑っていくような浮遊感がでてくるようなきがしました。
結論、めちゃくちゃいい。
最大のメリット
最大のメリットはなんと言っても、異音がしたときにBBをいちいち疑わなくてもよい。
ということです。
アーレンキーだけもっていけば、峠でも調整して異音を消すことができると思います。
ブレーキ
ブレーキは、シマノのキャリパーブレーキではなく、GIANTのVブレーキがついています。
このVブレーキ、おもったよりもとてもよいです。
利点は3つ
汚れにくい(メリット)
まず、シマノのキャリパーブレーキは、フレームの前につきます。
その場合、カーボンがフレームにビッチャリとついてしまうんですが、
プロペルの場合、カーボンの粉が後ろに流れていくので、フレームが汚れにくい。
掃除しやすいので、気に入っています。
エアロ効果(メリット)
フレームと一体化したようなフォルムなので、空気が全面から乱されにくいのだと思います。
これが先のびゅううううう。につながってる可能性があります。
デメリットとしては
ブレーキの制動性(メリット)
これが結構効くんですよね。
ちょっとびっくりです。
前は105のキャリパーをつかってましたが、
こちらより20%増しくらい効く感じです。
左右調整(デメリット)
左右独立型の調整なので、ここがちょっとだけ厄介かなと思います。
メンテナンス性
もう一点、私なりのメリットをお話します。
それがメンテナンス性です。
私はよく雨の中も走りますし、ときにダートに近い場所も走ります。
泥水をカブルこともあります。
そのような過酷な状況では、メンテナンス性が重要になります。
なんといっても、メンテナンス性で、WHEELTOPを選んだくらいですから。
そのなかでは、いくつかのポイントがあります。
ワイヤールーティン
ブレーキワイヤーがハンドルの中を通るのではなく、ワイヤーがガッツリでるデザインになっています。
これは評価が分かれるポイントですが、私はプラスと考えています。
ハンドルの中を通すと、動きが制限され、ワイヤーの交換が発生してしまうほか、引きが重くなってしまったりします。
その都度ハンドルを取り外すのは面倒なので、エアロハンドルの前にワイヤーを這わせてマスキングテープで固定しています。
前方投影面積を増やさず、頻度が高いバーテープ交換のときに作業がカンタンにできます。
BB周り
PF30とは違い、クランク軸のフレームの幅(シェル幅)がかなり広く68mm→86mmになっています。
がっしりとホールドしてくれるので、漕いだときに微細な振動がないのはこのためかもしれません。
なにより異音の安心感がとても嬉しいです。
以上、GIANTプロペルのインプレッションでした。