【サイクリストの聖地】木曽御嶽ルートが最高だった件
どうもこんにちは。
まぶちでございますよ。
今日はチャリ部。
木曽へいこう。
今日はホントは関サイクルツーリングがあったんですが、
誘ってた子が参加できなくなったので、未エントリー。
ということで、別のサイクリングをすることに。
以前から行きたかった、木曽方面へ。
実は、今月頭に行こうとおもったんですが、まさかの車が故障!!
私の車、
11万キロの中古車(事故車)だったんですが、
で、嫁さんに言ったら、
社長のくせにそんなボロイ車乗ってるからや!!
と言われましたよね。
一体誰にクレームいれたらいいんですかね、JAROですかね?
無類の木曽好きな私ですが、
今回は、その中心である木曽福島から、木曽をぐるっと廻るルートをいくことに。
参考は、この木曽チャリという素晴らしいブログ。
http://kisochari.net/
とてもおすすめ。
ルート
ルートはRIDEwithGPSから引っ張ってきました。
やはり、地元の方が書いたルートが最強なのでね。
長野県と岐阜県の県境、
木曽エリアをぐるりと巡る距離110km・獲得標高2200mのサイクリングルートを走ってきました。
ルートは以下の通りです。
木曽福島 → 藪原宿 →奈川村→ 野麦峠 → 長嶺峠 → 開田高原 → 地蔵峠 → 木曽福島
木曽の自然・歴史・坂をすべて味わえる、素晴らしい一日になりました。
木曽福島宿|川沿いに集積する木曽最大の宿場町
まずは木曽福島。
私、御嶽ヒルクライムの頂上で惨敗したレースでは、ここに泊まりました。
当時は、前日ということもあり、じっくりと散策できませんでしたが、
町中の自転車の機動力は群をぬいております。
標高775。
駅前の駐車場にとめようとおもったのですが、どこが入口か全くわからない。
木曽チャリによると、市役所が土日駐車場を開放してるとのことで、そこに止め、
木曽福島駅からスタート。
ここから藪原に向かいます。
19号は怖いので、歩道をメインに。
退屈な時間が10km続きました。
側道もあるようなので、そちらがおすすめかも知れません。
間違っても国道を走らないよう。
藪原宿|静けさと歴史に包まれる宿場町
やがて、19号とお別れをし、藪原宿の古い町並みに心が落ち着きます。
観光客も少なく、静かで走りやすいエリア。標高を少しずつ上げていく区間で、ウォーミングアップにちょうど良い雰囲気です。
標高920m
ここから、境峠に。
奈川村|アップダウンの続く景色の良い村
境峠を超えると、
アップダウンの村に入っていきます。
茶の里奈川。来るのが早すぎて準備中。
奈川の分岐を左手におれ、野麦峠に向かいます。
自販機で地元の人と会話すると、地元民はほとんど通らないとのこと。
野麦峠|今日のハイライト。坂はキツいが景色は別格
本日のメインヒルクライム。
奈川から、看板があり12km,野麦峠とあります。
奈川の標高が1,200!!なので、ここから470mくらい上がって、1,670mの野麦峠に向かいます。
延々と続く登りはかなりの体力を削られますが、
頂上付近からの景色は圧巻。なんと乗鞍岳が綺麗にみえました。
ひんやりとした空気、峠越えの達成感。
ここを越えてよかったと本気で思える絶景ポイントです。
乗鞍岳がババーンと眼前に。
この図の上が、乗鞍岳、下が、木曽御嶽なので、その間を走るルートになるようです。
飛騨の女工が、野麦峠を超えて松本に向かったとされます。
如何に過酷なルートであったかをモロに体感できますね。
あぁ飛騨がみえる。という有名な石碑があります。
自販機があるのも嬉しいポイント。
気温は低いはずが、体がヒートアップしており、もはや暑いのか寒いのかまったくわからない。
ドリンクをもう、ヤクルトくらいの速さで飲み干します。
下りでは、調子の悪かったクランクがスッポ抜け、まさかのBBベアリング
が飛び出すという大惨事に。
肝が冷えたとはまさにこのこと。
迎えに来てもらうわけにも行かないので、手で叩き込み、六角を回して固定。
なんとか走れるように。
下っていくと、突如としていい感じの村が。
多分昔はこんな風景だったんですね。
長嶺峠|静かな林道、車も少なく快走
野麦峠を下ったあとは、長野岐阜県境の、
長嶺峠へ。
ここは静かな林道で、車もほとんど通らず、まさに「サイクリストのための道」。
勾配は緩やかで走りやすく、気持ちよくペダルを回せます。
随所に御嶽山が見えていきます。
以前岐阜から自走したときは雲で視えなかったのですが、今回は晴れ渡っています。
開田高原|御嶽山の絶景とご褒美のソフトクリーム
開田高原では御嶽山を正面に望む大パノラマが広がります。
岐阜県側からみると富士山のような円錐形ですが、長野からみると、こうした凛々しい連山になっています。
どれが摩利支天岳で、どれが剣ヶ峰なのだろうか・・・と想像するのも楽しいですね。
九蔵峠に向かうも、工事中とのことで迂回路を。
以前通った道をかすかに覚えてました。
サイクリングの疲れを癒すのにぴったりの場所。地元の牧場や田畑もあり、自然の中で深呼吸できるスポットです。
開田高原のソフトクリーム屋さんによるも、たくさんの人で回避。
ここから最後の峠、地蔵峠に。
地蔵峠|最後の登り。脚は限界、でも心は満たされる
終盤に待ち構える地蔵峠。すでに脚はパンパンですが、
ここを越えれば木曽福島はもうすぐ。
峠の途中で振り返ると、走ってきたルートが一望でき、達成感がこみ上げます。
地蔵峠ちょっと手前にはパノラマビューポイントが。
木曽福島に帰着|静かな町と温泉がご褒美
地蔵峠を超えればあとはこがなくても進む下り勾配。
道中、有名な滝がありました。
スタート地点に戻ると、町の静けさと落ち着いた雰囲気にホッとします。
やっと着いた・・・・
このほっと感こそが、宿場町のもつ空気感なのでしょうね。
最後は木曽チャリ運営の、かわいさんに立ち寄り、お土産を買い込みました。
かわいさんは、カッパや、チューブ、ワイヤー類などがあるので、めちゃくちゃ安心ですよね。
お土産から、補給食、ドリンク、ほぼすべてが手に入ると思います。
http://kisochari.net/shop_kawai.html
温泉に入って疲れを癒し、地元の蕎麦や五平餅で締めるのもおすすめです。
ライドデータまとめ
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距離:110km
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獲得標高:約2200m
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所要時間:7〜9時間(休憩含む)
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難易度:中〜上級者向け
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装備:ロードバイク推奨