俺たちは残業がしたいんだ!!
どうもこんにちは。
まぶちでございますよ。
元気なあいさつ
昨日来客がありまして、こう言われました。
【トマト工業の社員さんはみんな気持ち良い挨拶をするので、こんな工場はなかなかないですね!】
と言っていただきました。
いやぁ嬉しかったですねぇ・・・・
子供に
【パパの側頭部、結構生えてきたね。】
とか
【マブチさんの自転車ドロできったねェですけど、
よく見るとキレイなとこもありますね。】
とか言われたときくらい嬉しかったです。
(比較対象がアホすぎるやろ!!)
今はコロナ禍で雇用調整助成金という制度があり、
業務短縮しても国から助成されます。
我々はこの制度を使わず今までやってきました。
しかし、7月、8月とコロナの影響もあり、その我々もついに残業が減ってしまいました。
特に実習生のメンバーから、
【残業がない!?そんなんありえんでしょ。
俺たちは残業がやりたいんじゃー】
ということで、
全盛期のヘラクレス・カブトムシくらいの突き上げがあり、
【いや、君らの気持ちもわかる。よう、わかる。よーうわかるバッテンが、
今はね世界的なコロナの情勢があるっちゃけん。
材料も値上げ値上げで、材料もはいらんけん、景気の冷え込んどるとよ。
もう、エスキモーアイスくらい冷え込んどるんよ。
わかる?
もう全盛期の金与正氏くらい冷たいんよ。
やけん残業がなくなるんも、
今は、甘んじて受けてほしか。
そん代わり必ず、
9月10月と復活してくるから、少しだけ待ってくれんや。
少しだけまってくれんや。
もうちょっと待ってくれ・・・頼む。】
(なんでワタシが借金した人みたいになっとるんや・・・)
という説明をしたんです。
したんですが、
【なんでないんじゃ。】
という想いが当時どうも渦巻いていたようで、雰囲気も変な感じになりかけたんです。
しかしそれでもようやく回復してきまして、
いまこうして工場に仕事をいただけるのが本当に嬉しく思います。
みんなにも笑顔が戻ってきています。
今お客さんに仕事をいただけているおかげで、
それが前向きの意思となって、お客さんにも伝播している。そう思います。
いつもありがとうございます。
経営者の役割
であるなら、我々経営者は
本気でお客さんから仕事をいただけるようにしないと行けない。
経費削減、生産効率アップ、労務改善、育毛。などやるべきことはたくさんあるにはあります。
(育毛てバカッ!!)
いや、やることだらけです。
しかし最もやらなければならないこと。
それがより鮮鋭化してきたような気がします。
あらためて毎日その思いを強くします。
社員メンバーに、【お客さんに元気な挨拶をしよう!】
とどれだけ問うたところで、
働く社員に心の底から安心感
がなければ、それはかなわない。
つまり経営者がやるべきは、しつこく【元気な挨拶をせい!】ということではなく、
心から安心して楽しんで働ける場所を創ることなのだと。
すこしづつ考え方が変わりつつあります。
今はお客さんと働くみんなに感謝をしながらの毎日でございます。