超低収縮樹脂の保存期間、コバルト・パラフィンの有無・耐熱温度、他のゲルコートについて

Q:超低収縮樹脂に関する問い合わせです。
どうぞよろしくお願い致します。
当社はマシニングセンターで成形型を切削する機会が多く、
あまりハンドレイアップ型の経験はございません。
マスターの関係からハンドレイアップ型の製作をお問い合わせ頂く事も多く、
この樹脂に関してお問い合わせします。

ハンドレ型の場合今まで少々手間でもエポキシを使用しておりました。しかし扱
いが少々手間で、この樹脂をしようしてみたいのですが、

●温度、湿度等管理して保存した場合、購入し開封後、おおよそどの位の保存が
可能ですか?

●コバルト・パラフィンは既に入っているタイプですか?

●弊社のほうな130℃、オートクレーブ成形用の型材料として使用された判例
はございますか?

●同様の成形条件の型の製作に使用できるゲルコートはお取り扱いありますか?
(できれば少量単位の物)

A:
◯保存期間について
夏場を除いて1年間程度は持ちます。
開封してキャップをしない状態が続くとスチレン揮散で粘度が上がります。
又、添加されている水酸化アルミが徐々に分離してきますので、
逆さにして缶をよく振るなどの対応が必要です。

◯コバルト、パラフィンについて
コバルト入りです。
パラフィンは入っておりませんが、樹脂が硬化した後は
表面がパラフィンが入ってるかのようにツルツルになります。

◯オートクレーブ型への実績について
実績としてはありません。
ただしベース樹脂の耐熱温度が126℃有り水酸化アルミを充填していますので、
かなり高い温度迄熱変形温度は有りますが、実際に検査はしていません。
問題無いと思います。

◯同ゲルコートについて
TMTGE-83ブルー又は、ブラウンで実績はあります。最高の実績では、
オートクレーブ 20気圧 180℃ に耐えています。

以上は成形時の加工技術にも依ります。荷姿は5kg缶または15kg缶になります。
以上よろしくお願いします。
金額については必要数を教えていただければ回答できます。


どうぞよろしくお願い致します。

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