【ゲルコート】どの作業が一番効率的ですか?【スプレー?刷毛塗り?】

Q:ゲルコートの塗布ですが、どの作業が一番効率的ですか?


A:FRP素材屋さん馬渕です。

お問い合わせ頂き、ありがとうございました。

 

スプレーを検討されているということですが、見方を変えて塗着効率をみてみましょう。

 

スプレー 塗膜の付着率:30%

静電スプレー 塗膜の付着率:80%

ローラー塗り 塗膜の付着率:80%

ハケ塗り 塗膜の付着率:80%

 

おおよそこのような目安となります。

 

つまりスプレーの場合、殆どが大気中に飛散し、乾燥塗膜粒となって壁や床に付着してしまう。

ということになります。

スプレー塗装は一番効率が良さそうではありますが、一番付着しない、面積が少ないといえるでしょう。

 

これを解決したのが静電スプレー塗装です。

被着体を帯電させ、塗膜を電気的に付着させる方法です。

 

蒸気をみてもらうとわかりますが、2.5倍程度の付着率があります。

 

ではローラー塗装の方が良いのかというと場合によっては良いという判断になります。

塗布量が稼げる反面、ローラーの塗布目がでてくるので、凹凸になりやすいという点が挙げられます。

 

その際は、毛足の短い短毛ローラーにて塗布してください。

一般的な中毛よりも塗布量は稼げませんが、鋼板などのフラット面であれば相当程度高速化でき、かつ目も綺麗にしあがります。

 

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