船舶の補修について
Q:FRP素材屋さんこんにちは。
質問1
構成は
(FRP防水層下地、ゲルコート層中層、ウレタン塗料トップ層)
既存の塗料の上からFRPをかける場合、ゲルコートも全部削ってからトップコートをかける必要がありますか?
◎追記情報
以前補修した時にウレタン塗料の上にFRP補修材がのっているところは浮いてきています。
質問2
船舶用樹脂というのがありますが、補修もこの樹脂を使う必要がありますでしょうか?
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A:FRP素材屋さんです。いつもお世話になりありがとうございます。
ウレタン塗料はトップコート中の溶剤に溶かされて浮きがでている可能性がありますので、
トップコートだけの場合、ウレタン塗料は研磨して取ったほうが良いかと思います。
※詳しくはウレタン塗料の組成が不明ですのでわかりません。
ゲルコート層はそのままで研磨だけ入れてトップコートでも構いません。ただし下地が剥離していないという前提です。
研磨はウレタン塗装の場合研磨番手は#240番以下の細かい番手でないと表層に出てきますが、トップコートの場合0.3mm-0.4mmの膜厚が付くので、#100等の削りやすい番手でも構いません。
◎質問2に対する解答
取り立てて船舶用樹脂を使う必要はありません。
もちろん使っても良いですが、新造の大型船舶は船舶検定品を使うよう定められております。
この樹脂は大型船舶用の新造用ですので、若干硬化時間が長めになっております。
もし簡単な補修であればコストパフォーマンスに優れた樹脂で構いませんよ。
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どうぞよろしくお願い致します。
FRP素材屋さん 馬渕