ベランダ手摺、どこまで防水したらよいの?
Q:作業中にベランダの防護柵の立ち上がりがありますが、 防護柵を外しFRP防水後に防護柵を元に戻し、ビス打ち⇒ コーキング処理でよいですか? それとも防護柵立ち上がりを残した上でFRP防水をした方が良い のでしょうか?
A: メリットとデメリットを勘案した上で判断する場合が多いです。
防護柵を外す場合
メリット
・美観性は上がります。
・防護柵を外した方が後々のメンテナンス性は良いです。
デメリット
・数年で切れるコーキング処理に頼ることとなる。
防護柵を外さずFRPを立ち上げる方法
メリット
・すべてFRP化するので、長期防水性能はあがります。
・通常、FRPの収縮は反りというのにつながります。これはハガレになりかねませんが、
パイプ等に対しての収縮は、中に向かって縮まるため、あまり漏水問題に成ることが少ないです。
※ 念のためFRPと金属の防護柵の目地はコーキングしてください。
デメリット
・美観性におとります。
・防護柵付近で水が漏れる場合、 再度やり直しになる可能性があります。