2019年1月29日 / 最終更新日 : 2024年9月27日 rpxfn670 各種施工方法 サッシ下の施工方法について、施工順序は? Q:サッシ下の施工方法について拝見しました。 どのような順序で行えばよいでしょうか? ガラスマットの施工後、前? トップコートは? よろしくお願い致します。 A:いつもお世話になりありがとうございます。 FRP素材屋さん馬渕です。 工程としては先張り込みです。 ○工程 ①防水テープ貼り施工 先にサッシの下面とサッシ下立ち上がり部に張っておきます。 75mm巾テープであれば、半分の32mmづつを折っておきます。 ※だいたいで良いです。 折り目をつけておき、頂点を角に当てながら剥離シートをめくっていきます。 貼り付けていきます。 シワになる部分もありますが、そこは慣れです。 多少シワになっても防水機能が問題なければよいので実際に施工してみましょう。 で、貼れましたら、32mmの半分くらいを目標にガラスマットを立ち上げます。 写真ブルーラインの上を基準に防水テープを立ち上げ、サッシ下によく密着させます。 特に角は注意しましょう。 ※なぜガラスマットで全部施工しないか。 ガラスマットのみ防水下に立ち上げるとどうしても空気が入り、綺麗にできません。 そうすると孔ができてしまい、台風などの豪雨の際、跳ね返った水がそこから内部に侵入します。 L型にきちんと防水テープを密着させることで、防水効果が高いです。 ブチルゴムは弱点として熱に弱く動きやすいという点がありますが、 サッシ目地のように動きがある部分については多少弾性があるので、目地の破断が起きづらいというメリットがあります。 念のためウレタンシーリング材で反りドメを施してあります。 ②ウレタンシーリング材塗布 防水テープの天面から約5mm以上離して養生テープを貼ったのち、ウレタンシーリングを塗布します。 ウレタンシーリングについてはあまり厚みが付きすぎないように注意してください。 養生テープを剥がす際に見切りがキレイに出来ないことがあります。 ③ガラスマット立ち上げ 写真のようにガラスマットを立ち上げます。ここで防水テープが角をカバーしているので 途中まで立ち上げます。 防水層は、硬化収縮によって反りのちからが加わり続けます。 そのため反りによって剥がれる力と、密着のバランスが崩れると剥がれてくるケースがあります。 そのためガラスマットの立ち上げもあまり上の方まで行かないほうが良いです。 ④樹脂塗布 樹脂については多すぎると収縮による反り力が強くなるので、樹脂リッチにならないよう注意しましょう。 ただしそれほど気にする必要はありません。 ⑤積層 通常どおり行います。 ⑥中塗り 通常通り行います。 あまり細かく上まで塗布しなくても良いです。 ⑦トップコート塗布 トップコートを塗ります。 あまりつけすぎないこと。 塗布したら速やかにウレタンシーリングの養生テープを剥がしていきます。 サッシ下なのであまり綺麗にやる必要もありませんが、なれるとほとんど時間もかからないので お施主さんにとっては一生に一度の住宅なので、施工は綺麗に行いましょう。 グレーのウレタンシーリングを使えばあまり目立たない点も良さですね。 これがマストの施工方法ではありませんので、職人さんによってやり方が変わってくることは当然あります。 ではよろしくお願い致します。 FRP素材屋さん馬渕 トップコート 商品ページはこちら↑↑↑ 関連記事 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 email confirm* post date* 日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)