ケイカル板の上にプライマーは必要でしょうか?

Q:内容→屋上バルコニーの床から漏水しており、現在腐った床板を剥がし、新たに
床の新設作業をしております。
構造はベニヤ合板+ケイカル板+FRPにする予定です。
質問①→ケイカル板の上にはプライマーは必要でしょうか?
それとも、粗めのグラインダーをかけた後、直接ポリエステルで下塗り、、で、
よろしいでしょうか?
質問②→板の継ぎ目、取り付けビス上の処理は、どうすれば良いでしょうか?
宜しくお願い致します。
A:お問い合わせ頂き、ありがとうございました。
FRP素材屋さん馬渕です。
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再送いたします。
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質問1.ケイカルの上にプライマーは必要です。
理由
1.粉どめ
ケイカルは粉を吹いています。砂の上にセロテープをしても砂にくっつくとは思いますが、下地にはくっつきません。
そのように粉を止める必要があります。
これがプライマーの役目の一つになります。
2.アルカリどめ
ケイカルのようにアルカリ性の素材の場合、酸性の接着剤との相性が悪く、将来的に剥離することがあります。
ポリエステル樹脂はアルカリ性に弱いので、このアルカリき出を抑える役割が必要です。
3.表面硬化
たとえばクッキーの上にどれだけ強い塗膜を持ってきても、下地がクッキーであればそれ以上の強度がでません。
そのため表層が弱いものについてはその部分を強化する必要があります。
これがプライマーの表面硬化性になります。
質問2.下地処理について
継ぎ目の処理
下地についてはポリウレタンシーリング材の充填が一番簡単です。
パテをつかうケースもありますが、2液混合型なので1液で完結するポリウレタンシーリン グ材が施工上も簡単です。
板の目地の動きが想定される場合は、別途ご相談ください。
どうぞよろしくお願い致します。
お問い合わせ頂き、ありがとうございました。
FRP素材屋さん馬渕
 

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