船の修理:トップコートと船用樹脂の価格差について


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Q:船の塗り替えを考えており
日記を読ませていただきましたが各当する事項が見当たらないために質問をさせ
てくださいませ。

船のキール部分(ブラック)と、デッキ部分(ホワイト)に塗り替えたく御社カ
タログを見ておりますが、

国産一般船舶用

トップコート

上記2種の塗料では価格差が大きいのですが、どのような違いがありますか?

お忙しい所、恐れ入りますが宜しくお願い致します。

A:いつもお世話になりありがとうございます。

 
FRP素材屋さん馬渕です。
 
国産一般船用はベース樹脂となります。
色は半透明で紫外線で目痩せしてきます。
 
トップコートは色付きの樹脂で、耐候性に強く
表層の塗装という理解です。
 
国産一般船用、トップコートともにポリエステル樹脂系ベースで硬化剤で硬化させるタイプですが、
色の有無、耐候性の違いがあります。
半透明ですと内部の気泡がわかりやすいので、ガラスマットを入れた際に作業製がよくなります。 
 

そのため用途で使い分けていただくのが良いです。

 
どうぞよろしくお願い致します。
 
お問い合わせ頂き、ありがとうございました。

一般船舶用

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船の修理:トップコートと船用樹脂の価格差について”へ2件のコメント

  1. 押見利夫 より:

    frp製のボート をレストアしているのですが、ハルにトップコートを新しく塗布しようと考えています。
    塗布前に研磨が必要と聞いていますが、どれくらい既存ゲルコートを研磨する必要がありますか?(トップコートやゲルコート層が厚くなるとクラックの原因になるとの事なので)
    また、既存ゲルコートの研磨を軽く行い、新しいトップコートを薄く塗布(スプレーガンを使用)する場合は、クラックの起こる可能性を低く出来ますでしょうか?

  2. FRP素材屋さん より:

    お問い合わせ頂き、ありがとうございました。

    既存ゲルコートを全部剥がすのは非常に困難です。
    理由は紫外線に耐えられるような物性の高い樹脂であること。等で塗膜剥離材でも効果はありません。
    全撤去は無理なので、あくまで表層に研磨傷を付けて設置面積を増やす事、アンカー効果による密着をさせることが重要です。
    研磨抜けがないように研磨をしていきます。
    トップコートの厚みによって研磨傷が出てきます。
    厚みが薄いと研磨傷が目立ちます。一般的には中毛13mmで塗布すると、0.4kg・㎡程度の塗布量になりますが、これですと100番手でも十分大丈夫です。
    スプレーなどで塗布される場合は、もっと研磨番手を細かくする必要があります。

    どうぞよろしくお願い致します。

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