FRPでの木材接着がうまくできない。はみ出た部分は固まりるのですが、界面がベタつきます。
Q:
インパラのポリエステル樹脂で、
白樺ベニヤ同士を接着させようとしましたが、
はみ出た樹脂は固まるものの、肝心の接着面はベタついたままで、硬化接着しません。
何故なのでしょうか?また、対策をお教えいただければ助かります。よろしくお願いします。
A:
みません、返信がものすごく遅くなりました。
FRP素材屋さん馬渕敦史です。
お問い合わせ頂き、ありがとうございました。
水分の問題
考えられる要因としては、白樺ベニア内部の水分の要素が大きいような気がします。
湿気水分によって硬化阻害が起きている可能性があります。
一度よく乾燥させていただきますようよろしくお願い致します。
硬化剤の量
また、顕著に風を当てたほうが固まりやすくなる特性から、硬化剤量を増やすというのも効果的かと思います。
塗布量の問題
もう一点、接着に必要な樹脂分が内部に浸透してしまっている可能性があります。
その場合、シーラーを塗布するあるいは、樹脂にタルク等で粘性をもたせるなどの方策が効果的な場合があります。
いずれにしましても、より詳細情報がわかれば、根本原因にたどり着けるものと思います。
よろしくお願い致します。