透明クリア樹脂の表面が波打つ件について

Q:FRP素材屋さんいつもお世話になります。
先日いただいた商品、透明クリアポリエステル樹脂ですが、
2ミリから5ミリくらい注入したところ、表面がどうしても波打ってしまいます。
10個つくると2個くらいはそのようになります。
原因と対策をおしえていただけないでしょうか?
A456_I1
A:FRP素材屋さんまぶちです。
情報が不足しておりますので、まずは真因を追求するところから始めましょう。
良品8とB品2の場合、そのどちらかに異なる差異点がみられます。
その差異点を調べることが一番大切です。
さて、そのうえで、今回できる範囲で可能性を探ってみたいと思います。
一番確率が高いのが、熱硬化反応が進みすぎているケースです。
熱硬化反応が進みすぎ→硬化収縮が促進
という可能性が高いです。
樹脂は硬化反応時に必ず収縮します。

その収縮によって体積の変化がおこり、結果的に表層の凹凸につながります。

FRP素材屋さんの透明クリア樹脂は収縮率が抑えられては居ますがそれは机上の理論です。
状況や環境によって左右されるので、
一度硬化剤の量を既存の1%から下限値に近い0.7-0.5へ下げて施工して見てください。
それで解決できなければ外気温を一定にして、なるべく涼しい状況下で行ってください。
それで解決できなければ膜厚をもう少し薄くして見てください。
厚づけすると内部の熱が逃げられず反応が進みやすくなります。
また詳細がわかりましたらより焦点を絞れるかと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
FRP素材屋さん馬渕

クリア樹脂
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