NCルーター加工機で感染飛沫パーテーション加工
NC加工機械というと、どうも金属加工のNCマシニングセンタをイメージするのですが、
我々ボード加工の方だとNCルーターというくり抜き機がメインになります。
今出社できないメンバーがでてきてしまい、ガッツリとNC加工機械を動かしております。
私も8年ぶりくらいに動かすので、忘れていることが多く、というかほぼ全部忘れてるくらいです。
昨夜の夜ご飯も忘れるくらいなんで。
CADはPCで製図をすることなのですが、
これをさらに機械言語になおしてあげる必要があります。
機械は、人間のように
【あいたくて震える。】
とかはわかりませんが、
(あたりまえだ❢❢)
機械はx250,y500などの座標を認識できるので、
CADで書いた図面を座標点になおしてあげる必要があります。
これがCAMの役割になり、この2つがセットになったものをキャドキャムといいます。
つまり、座標データの集合体であるCAD言語を
機械が読み込める機械言語に翻訳するのがCAMなのです。
翻訳ソフトと言い換えることができるかもしれません。
○CADCAM
昨日はALPHACAMというCADCAMソフトの講習があり、その場で講習中に加工して出荷するという荒業を行いました。
ALPHACAMは木工では有名なCADです。
ただし、私がJWCADあがりのため思想が全く違います。
1.コマンド→2.選択
というこの流れがどうにも馴染めません。
通常は
1.選択→2.コマンドなのですが、これが逆転してるので、
もうクセが強い。
千鳥のダイゴくらいクセが強いんです。
もちろんパネル加工では一般的ということで、本当に個人的な問題なのですが、
悪銭苦闘しております。
CADの優劣というよりは、CADにたいする考え方によって大きく変わります。
私が一番使いやすいCADはなんといってもフリーのJWCADです。
これはもう、なんというか直感的に操作ができるので本当に大好きです。
また工数や動き量がとにかく少ないのが嬉しいです。
ひたすらOKを押さないと前にすすんでいかないような【ミラサポ】のようなCADだとストレスフルになるんですが
このJWCADは極めて操作性にすぐれたCADになります。
CADCAMによって作ったデータを機械言語に翻訳し、機械に転送します。
○CNC樹脂加工機
JWCADによって製図すれば楽なんですが、
しかし欠点が一つあり、それが
3Dはできないということです。
その点を我々はONECNCという金属加工用のCADCAMで対応しています。
ごくごく簡単な図面などは自分で引いて、自分で加工しています。
いちいち部署をまたいでいたら、お客さんにも迷惑がかかるので、一気通貫できるのが我々の強みですよね。
コロナ対策飛沫感染予防パーテーション シールドマンCOUNTERTYPEです。
できあがりがこちら。
樹脂カウンターパーテーションになります。
近日中に発売になります。
飲食店などのカウンターで、両脇に邪魔にならないような設計となっております。
幅は350mm、高さは600mmです。
またマスクフック、メガネフックを取り付けられるというメリットがあり、こちらは日本でも初の試みです。
(特許出願予定)
対面型パーテーションもやっており、こちらは幅800×高600の仕様です。
穴がなく、内部の口が大きいタイプもあります。
商品名はシールドマンです。
また工場では、1品からの特殊サイズ、大判サイズ、量産品、規格品等の制作も行っております。
ぜひお問い合わせください。