5.温泉ライダー立杉ヒルクライム2019 チームヒルクライム戦

9km中6kmが平坦ロードレース区間、そして3kmが峠区間という

特殊なヒルクライムレース。

それが立杉ヒルクライム


かつてオーレーシングヒルクライム部エースM口さんは
準優勝をしております。

マークされる立場ですね。


一方私はノーマーク。
(あたりまえだ❢❢❢)


そのM口さんやや後方待機だったので

”もしかしたら調子が悪いんかな・・・”


そんな感覚がよぎります。


しかし坂が始まる前に前にスルスルッとでて前方へスライド。

やはり有力選手は前に固まってくるよう。

この峠から本格的な先頭争いが始まります。
M田さんやI藤さんも頑張っているはず❢❢❢


○本格的な峠

ここまでの平均パワーはNP252W
私的にほぼ全開走であったということがわかります。


やはり隊列からはずれたところで空気抵抗を受けていたことがわかります。

この値、あくまで平均値なので散発的なパワーが必要となり
一番苦手な高強度が何度も繰り返されています。

これが今後の戦略にどう関わってくるか。


○急勾配

そしてそのまま峠の急坂に入ります。
後半戦に突入したことがわかります。

峠の序盤は体重の5倍から6倍のパワーがでるだろうと想定していました。

この一気の上げについていけるもののみが先頭集団たりえる資格を得ます。

私はついていかない。そう判断しました。


私レベルでは5倍6倍では一瞬で脚がなくなるからです。


失速してチームのタイムを落とすわけには行かない❢❢❢


ここからはタイムを意識するのか、個人として表彰を狙っていくのかの分かれ道になります。
個人として表彰を狙うには、この先頭集団から落ちるわけにはいかないはず。


もちろんM口さんは前に飛び出していきます。

”ガンバレっ❢❢❢”

9名ほどに絞られた集団が一気に前に飛び出していきます。

”この人ら、くっそ強いな・・・(笑)”


もう笑けてきます・・・

そこに連なり5人ほどがバラけ
そして私が連なります。

現在14番手くらい。

右から何人かが抜いていきます。



”我慢するんだ”


9名ほかはバラけています。


峠はいきなり勾配がきつい区間が続きます。


ここで一気に先頭集団と開いていきました。



前から14番手くらいで展開

先頭についていけないのはくやしいが仕方が無い。

ここからは個人タイムトライアルだ。



切り替えろまぶちっ❢❢❢

1秒を削りだせ❢❢❢

残りの区間でどれだけタイムを稼げるか。


300Wで踏めば前に追いつくだろうと思ってましたがなかなか差が縮まらない・・・・

序盤は3分290W・・・・

10分300Wを目標にしてましたが、
平坦で上げすぎたようで、出力が上がりきりません。


そこでプランC、ビルドアップ形式にチェンジします。

ビルドアッププランは、思ったより出力が上がらなかった場合のプラン

一旦おちついたパワーで入り、徐々に上げていくプランです。

しかし思いとはうらはらに


そのうち280、、、270Wとパワーが落ちてきました。


ビルドアップどころか、

ビルドダウンやん・・・・

平均出力も270W前後に

過去の大失速が脳裏によぎります。

やはり序盤平坦のパンチのある走りが効いています。

脚質ルーラータイプはこのパンチのある走りに弱いのです。

また直射日光が容赦なく照りつけます。


それにしても
3kmがものすごく長い。


出力が下がってきてたので心拍計を見ると183bpm❢❢❢

最大心拍の93%❢❢❢

これ以上上げるのはやめよう。

そう思いました。

失速はできない・・・ギリギリまで脚を残す。

最後に備えるんだ・・・・


途中あと何kmという看板がありますが、果てしなく長く感じます。


残り1kmの看板から出力を上げていきます。


のこり1km脚は残っているのでしょうか❢❢❢


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