1.セキサイクルツーリング津保川2019

さてみなさまこんにちは。


まぶちでございますよ。

○もっとも重要なイベント

我々セキサイクリングサークル、通称【セキサイ】がもっとも重要視する大会というのはなんでしょうか。

それは”せきサイクルツーリング”でございます。

このイベントは我々にとっては本当に特別なものであります。


もともとのこのチームの源流がここにあるのです。


地元でもあり、現在50名ほどのセキサイメンバーの中でたくさんのメンバーが参加します。


○セキサイクルツーリング津保川

このイベントの特徴はいくつかありますが、
関市というのはV字型をしております。

右が津保川筋、左が板取川筋、武儀川筋でございます。

この右と左を使ってサイクルツーリングをしようというのがこのイベントの趣旨

津保川中学校、板取川中学校とそれぞれ今は集約していることからわかるように、
この川によって
成り立つ、谷というのが我々の地域の特徴
なのです。

○川によって成る関市

北からくる長良川
そしてこの3本の川、
その結節点が関市であります。

板取川にはモネの池、蕪山、高賀神社、板取川温泉と非常に観光資源が豊富なのに対し
津保川群には、美濃の清水寺こと高沢観音の他に、
最近発見されたというチョネの池が有名と言われていました。
(言われるか❢❢❢)

しかしこの津保川、去年の災害で連日ニュースになりました。
そして平成時代最後を飾る平成という地名により一躍全国区になりました。
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※KATSUさんの頑張ろう津保谷
がんばろう津保谷
ということで
この津保川筋を巡るコースというのがとても重要なんですね。
さてこのサイクルツーリングもうすこし遡れば、

○軍事都市関市

関市というのは戦国時代には信長によって刀匠を集めて作った軍事都市であったということを刃物メーカーの社長さんから教えていただきました。

びっくりしましたよね。

今でこそ刃物は日用品ですが、戦国時代の刃物というのは
当時先端技術の結晶であったと思われます。

つまり我々の住む関市は最先端の工業都市であったと思われます。

そのためこうした金属加工技術においてこの周辺地域は大変な技術を持っている
特別な地域なのです。

それは今なお刃物を始め、自動車、バルブ、工作機械など先端技術として残っております。

我々の自転車パーツの一部も関で作られているという非常に誇らしい町なんですね。

つまり関市の工業というのは信長の時代からつづいているということになるのでございます。

○関の歴史

さらに関市というのは、工業都市であったがゆえに、その地政学的な部分も面白いです。

現在の安桜山城を起点として、
十六所公園の十六所砦、
梅竜寺山砦、
本郷の観音山砦と

砦が都市を囲んでいる【惣構】と呼ばれる形態であることがわかります。

町全体が城郭であったことがわかります。

市内を流れる吉田川は堀であり小高い山々は
この都市を守るための砦であったということがわかりますね。
関市

さて、関市の成り立ちはそうなんですが、
おそらく想定される防御方面は南側であろうかと思います。

この南側を流れているのが津保川
つまり関市の防衛拠点に最も重要なのは長良川ではなく、
実は津保川であったことがわかります。

つまり関市≒自転車の高級部品を作っているメーカーがある。
川によって成り立つ自然環境が豊かである。
歴史が豊かである。

ことから自転車イベントに適していると言う事になるのだと思います。


○セキサイクルツーリング津保川

5月中旬にこのセキサイクルツーリング津保川が開催されました。

朝の8時スタート、7時30分開会式なんで、朝の6時に出立し、6時30分頃に付く予定でスタートしました。

朝、体重計を図ると65.3kg
山岳地ライドには重すぎるので少々心配。
しかし最近パワーがかなり出ているので、パワーで押していく形になるかと思います。

前日しっかり食べると体重がだいたいこのくらいになります。
コンビニでおにぎり2個、コーヒーを飲んでカフェインを補給。

運動前のカフェインは脂肪燃焼効果があります。

おにぎりを食べながら向かうと、車が多い多い。

結構早めにいったつもりがもうかなりの人数がスタート地点に向かっているようです。

微笑みの湯下のグランドが駐車場になってますが、いっぱいになりますね。

エントリー数はショート、ロング合わせて500名ちょっと。

上之保の人口が300人くらいだとすると参加者の方が多いですよね。
(上之保もっとおるわ❢❢❢)

○津保川サイクルツーリング

せきサイクルツーリングはV字型の左右でありますが、
この津保川サイクルは飛騨の国と美濃の国の国境に位置します。

そのため山岳地が多い。

ここの峠を超えていくので、獲得標高がロングで1100mとかなりの標高になります。

特に序盤の3つの峠は合計獲得標高が600mという標高

分かりづらいですね。
簡単にいうと、笠置山一個分。そう、1笠置山レベルなんです。
(余計わかりづらいわ❢❢❢)

今回この3つを超えてようやく第一エイドにつくという
ヒルクライマー垂涎のコースなんですね。

このイベント大人気のようで今回わずか2日でエントリーが終了となりました。

もし行きたかったけど行けなかった❢❢❢
と言われる方は我々チームセキサイのライドに参加して見てくださいね。


○先頭集団

我々は地元ですから、
例年先頭集団にメンバーを残さないと行けないという暗黙知があるんです。


トップを走る先導車は先導パックが大人数にならないようにかなりのハイペースで進んでいくんですね。


数年前まで、セキサイで最も有名な”白い悪魔”が先導していました。
白い悪魔
現在はこの先頭集団を率いるのが地元関市最強実業団チームである名岐ベンドさん。
実業団で走られている2名が先導をいたします。

ヤマテツさん
・もと長距離選手で、
ラン10kmのベストが30分台、5kmのベストが15分とという
レベル。

これランナーじゃないとわからないと思うんですが、
箱根駅伝レベルなんですよね。
そのヤマテツさんが先導パックを牽いていきます。
ルーラータイプであり長時間に渡りハイペースを維持できます。
岐阜ルーラー界の頂点に立つ方でございます。
(なんだ岐阜ルーラー界て❢❢❢)


N原さん
乗鞍スカイラインの優勝者
体重80kgでヒルクライム頂点に立つことがどれだけすごいことか、
我々サイクリストならよく分かると思います。
岐阜クライマー界の頂点に立つ方
この超人2名が先導していくんですよね。

我々チームセキサイは、いつもW部さん、おかりんさんという
エンデューロ優勝メンバーがこのパックに入るんですが、今回出られないということで私がその役を担います。

完全に役不足なんですが・・・・

”まぶちさん頼みましたよ❢❢❢”
というプレッシャーがかけられております。


”骨は拾いますんで。”

”ちぎれたら切腹ですね。”

”ちゃんと散骨しますんで。”


とかみんなの温かい応援のもと
(おまえ無茶苦茶な言われようだな❢❢❢)
パックがスタートしたのでございます。








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