貼り合わせ
こんにちわ~ 総務の西部です。
今日は、下の工場でケイカル板と塗装したケイカル板を貼り合わせるという
事で、見に行ってみます。
貼り合わせの目的は4つあります。
①厚みを変える。
厚みを変える。(厚みを太くする。)
②軽量化する。
異種材を貼ることで軽量化する。(中芯に発泡スチロールのような軽いものを入れます。)
③機能をつける。
断熱用途・防音用途(音の減衰性が高い素材で防音パネルとしたり、断熱材をいれて断熱パネルとします。)
④見た目を変える。
意匠性を高める。(表層にきれいな板を貼ることで見た目を改善します。)
以上4点が代表的な目的になります。
まずは、塗装したケイカル板にロールコーターという機械で接着剤をつけます。
トマト工業のロールコーターは耐溶剤性なので、シンナータイプの接着剤でも大丈夫です。
貼り合わせて、テープで止め、一晩寝かせて、明日の朝、テープをとって出荷となります。
聞くと、貼合後60kgにもなるボードも中にはあるようで、
肘が抜ける(笑)
ということで有名な仕事もあるようです。
今回は6mm×6mm のケイカル で、12mm の厚さになりました。
この後、カットしたり、くり抜いたり、シートを貼ると言った加工も可能です。
では、また紹介します。