発注方式
恥ずかしながら各担当の中で一番発注方法が遅れていたのが僕の担当でした。
ケイカル系のボードの発注担当でしたが、
他の担当は
標準在庫量を設定し、その数を下回った際に発注するという方式をとっています。
自分だけが経験とカンに基づく発注方式をとっていました。
先生にご指摘を受け、遅まきながら今回標準在庫量の設定と、
在庫量測定治具の作成にあたることになりました。
ここで難しいのがどの位置まで標準化するか?ということです。
ここの線引きは
販売、営業サイドは経験とカンに基づくもの。
もっと言えば個人の裁量に任せたもの。
ある程度融通をきかせる対応です。
例えばいつもお世話になっているお客様から無理な納期対応を言われた場合を想定すると
これは会社の規定がどうであろうが、まっさきに加工する。
これが”経験とカン”もとづくもの。
逆に
仕入れ、経理サイドはきっちりと線引をして
会社の規定に沿った対応をする。
というスタンスが一番トマト工業にあっているのではないか?と思っています。
コンプライアンス(法令遵守)や個人情報保護の名のもとに
融通が効きづらくなっている昨今ですが、お客様に対応する部分においてはこういった”人間的な部分”を残して行きたいと思っています。