ロールコーターメンテナンス
弊社の塗装機であるロールコーターが入院しました。
トマト工業では塗装の際に強溶剤を使う事があります。
溶剤というのは糊を溶かして、洗浄したり、粘度を柔らかくする物です。
この溶剤が強力な強溶剤のため、機械特にローラー部品への影響もあります。
つまりローラーを傷め易いということです。
シーラー工程については
それほど収益性も高くないのでいつ辞めても影響はありませんが、特殊用途のためうちが辞めると
お客さんが困ってしまいます。
※2本の回転するロールの間に糊を入れ、板に塗っていく機械です。写真は長谷川鉄工社製
他にやるところがないからと足下を見て値上げするのはいままで大恩のあるお客さんに対して”義”ではありませんので、ここ10年以上値上げをしておりません。
それが経営上ただしいかどうかは分かりませんが、その塗装機械ですが、メンテナンスで入院です。
今回はローラーの故障と共に、軸の摩耗によりスプロケットという歯車状の部品がすべるように成ってきました。
細かい部品の摩耗等は当然あります。
しかし杉井鉄工社製のロールコーターですが、大変頑丈で減価償却期を過ぎてもびくともしません。
このあたりは日本の物作りの真面目さを物語っていると思います。
大切な機械ですので、しっかりと治して帰ってくることを楽しみにしています。