樹齢1000年の【弁慶杉】を見に行った件

さてみなさまこんにちは。


まぶちでございますよ。


駅伝後、結構な量を食べてましたら、1ヶ月で5kgくらい太りましたよ。

こないだ体重計のったら67kgと出てビビりましたよ。
一ヶ月前は50kg台に入ることもあったので。

で最近ダイエットしてるんですが、なかなか落ちきらない。

長崎弁で言えば

”おちきらーん、いっちょん落ちきらん。”

こうでございます。

なぜおちきらないのかは、わかっております。

以前よりちょっと食事量が増えているからです。

炭水化物中心に250kcal/日程度なんですがね。


というわけで、恒例のロングライドに。

平日は通勤以外一切乗れないので、
日曜のみ。

日曜も雨が続いていたので、なんとか長距離をのりたい。
いや、乗らなければならない。

そんな感覚だったんです。

しかしこの何々しなければならない。

この考え方は非常に諸刃の刃であります。

自転車も5年目に突入してまして、いったところが増えてきたのもあり、なかなかモチベーションの上昇が難しい。

新しく刺激をいれる必要があるな。とそう感じていたんです。

行き先をどこにしようか。いろいろ1週間考えるわけなんですが、

レースがあるので、体重を減らさなければならない。
旅行がしたい。
歴史的な遺物も見たい。
快晴ならできれば速く帰ってきて明王山に登りたい。

といういくつかのテーマがありました。

そこで、大事な事はすなわち
ロングライドで体重を落としつつ、歴史的な異物をみつつ速く帰ってくる。
ということが必要になったわけです。
(とんでもない計画だな❢❢❢)

でも1日は等しく24時間しかありません。

というわけで、朝4時台に起きて、ゴソゴソしつつ、5時45分に家を出ました。

弁慶杉

行き先は、90km離れた上矢作村にある弁慶杉

愛知県との県境に近い標高1,000mを超える大船山
その深い深い森には、樹齢1000年を超えるという弁慶杉が鎮座しているという情報を、FBI筋より入手しましてここに向かうことに。

午後2時に帰ってくるためには、9時間×20kmということで5時に出ようと思ったんですが、朝ご飯を優雅に食べてましたら45分オーバーしてましたよ。 DSC_2044.jpg 
まずは富加町から、八百津へ
今回は、森蘭丸で有名な兼山町城下町を抜けていきます。

南面に兼山城があり、その北面に城下が街道とともに広がっております。
そのため朝はとんでもなく寒い・・・
気温は氷点下近くまで冷え込んでおります。

ここから八百津へは裏通りを抜けていくと、いつも見る八百津の町が湖面に広がっている絶景が広がっておりました。
DSC_2044.jpg

八百万の津、

昔はこの木曽川を上流に向かうことでここが交通、水運の拠点だったのですね。

朝は車が通りません。
また風が強く、ウィンドブレーカーがばたつきます。

ブルブル震えながら補給もなく、

ここから大久後トンネルを抜けて、土岐川と木曽川に囲まれた高原を抜けていきます。

標高400mを上がる最初の山岳です。

小澤商店ことざわしょーへ。
距離にして35km

店は開店前だったので、外のベンチに座ってコーヒーを飲んでいると裏でバタバタ音がしておばあちゃんが。

”あんたやったかね❢❢❢、最近みんとおもったけど”

このお店があるので、この峠を登るといっても過言ではないですが、あえて良かったです。

”最近は自転車のお客さんがホントふえたわー❢❢❢”

いってニコニコしてました。

眼前には、ゴルフに向かうであろう高級車が行き交っています。

瑞浪はゴルフ場がたくさんあります。これは雨がすくなく高原で見晴らしが良いからということ。

なるほど納得です。

世間話をしつつ手をふってお別れ

ここから日吉の町を通り抜け、クリーンセンターで100m登って一旦おります。
瑞浪市の市街地に出ます。

瑞浪の19号線との交差点にファミリーマートがあります。
ここで休憩
コーヒー、パン、そしてダノンヨーグルトを食べます。
ダノンのヨーグルトは、脂肪がほぼ0で、タンパク質が10gも入っております。
これはダイエットに最適

ここから県道20号線を通って、岩村方面へ向かいます。

まだ朝早いので、車も少ないです。

20号線から33号線に、小里の大橋を超えて山岡の道の駅まで

標高差200mを一気に登ります。
橋は高低差100mはあり、天空に登る回廊があるようです。

山岡、その名の通り、高原地帯になります。
サイクルコンピューターの標高計はすでに500m付近を指し示しています。

山岡に入るとはるか眼前に広大な山域をもつ恵那山が見えてきました。

以前カフェで読んだ”岐阜県地名の由来”によると”恵那”という名前は
ひなびた。とか田舎のとかいう意味と一緒である。
と断言してありました。

信州の伊那も同じである。
と断言してありましたが、甚だ疑問で引っかかっておりました。

恵那がそうした意味であるなら、この恵那山はどうなんだ。と。

この半円上の広大な山にはもっと雄大ななにかを感じます。

DSC_2046.jpg 
とにかくアップダウンが多く足を削られていきます。少しづつ。

やがて標高500mとは思えない程開けた場所に出てきます。

ここが山岡の中心部


慢性的な空腹状態なので、もはやなにが空腹化がよくわかりませんが、
DSC_2052.jpg

このお店へ。

時刻は9時30分

お好み焼きを買って自転車で食べながら行こうと思いました。

お好み焼きはありませんでしたが、
焼きそばがありました。
すこし休憩がてら店内で食べることに。
DSC_2049.jpg

店内でたべることになったのでお店の元お姉さん方にお話を聞きます。

ここ山岡は寒天が有名で、日本のシェアのなんと90%❢❢❢を占めていると言う事です。


寒天の原料はなんと海藻ということ

ではなぜこの海から遠く離れたここで寒天栽培

ここが冬は雨が少なく寒暖差が激しい。
それが寒天の栽培に適しているということ。

田んぼをつかうことで、冬の間は寒天、夏は田んぼになるということでした。

寒空に天日ほしするので寒天というのか・・・・
なるほど納得。

昔は新潟あたりから大量の出稼ぎの方々がきて賑わっていたようです。

しかしこの寒暖差、寒天にとっては良くても人間にとっては厳しいはず。

厳しい環境であってもなれたわ❢❢❢
とニコニコ話していたのが印象的です。

 DSC_2050.jpg

寒天たべてみやーといっていただきました。

コリコリして美味しい。

カロリーも低そうなのでいいですね

DSC_2051.jpg 


ソフトクリームで糖分を補給

着火材である糖分と、燃焼剤である脂肪
この2つがないとエネルギーであるATPが燃焼されません。

故にロングライドにおいてはダイエット目的であったとしても
低脂肪な糖質分の補給が大事なのです。
無理して食べないとかえって脂肪が燃焼されないということになりかねません。

初心者ライドなどで途中で動けなく成るケースのほとんどがこうした糖質分、グリコーゲン切れによるものではないでしょうか。

ここから少し行くと、山岡の駅があります。

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山岡寒天館

猛烈にそそられますが、まだまだ先は長い。

ここから岩村まではすぐそこ

岩村の下街道から城下町を進んでいききます。

ひな祭りの準備が進んでいました。

正面には岩村城跡があります。

NHKドラマ、半分青い。
の舞台であったことから観光バスツアーが組まれていたようですが、
肝心の内容が感情移入でき難い。
という感想をほうぼうで聞いていました。実際どうなんでしょうか。

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岩村から岩村城南面を回りこむようにして上矢作村に向かいます。


さっきの店で、

”おっきい峠あるで、覚悟しといて❢❢❢”

言われた峠です。

インナーにいれてくるくると回転

さすがに標高500-600mもあるのでさむいさむい。

気温は6度


長い長いトンネルを超えて、一気に下ると、右手にモンゴル村という珍しい建物が見えます。その先ラフォーレ上矢作道の駅に

ここですこし休憩をし、上矢作の町へ

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市街地は2本の川の結節点にあり、善田砦という砦を中心に市街地が広がっております。

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正面にみえる大船山、あれが今回の最終到着地点です。
ここまで85km


このあと無事に帰ってこれるのでしょうか。



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