岐阜の秘境【白川町黒川】に行こう!!
さてみなさん、こんにちは。
まぶちでございますよ。
●白川町、黒川へ行こう❢❢●
毎年恒例になっております、黒川ライド
なぜか冬の時期にいくことが多いんですが、今回は10月の終わり。
朝っぱらからガサゴソしながら、
朝7時に家をでます。ホントは6時30分に出たかったんですが、ずれ込んでしまいますね。
今日は白川町の黒川まで片道70kmの道のりを冒険してこようと思います。
先に神渕方面に向かいます。ここまでは庭のようなそんな安心感。当然どこもやってないだろうということで、この自販機スポットで休憩です。
まずは神渕まで、SST程度(疲労がたまりにくい高強度)の強度で自転車を回していきます。
今までは、30分程度のTT(1時間前回パワー、SSTよりも高強度)をやろうとしていましたが、これはきつすぎて続かないです。
そのためゾーンを続けられる範囲で細切れにして、結果として高強度を長くつづけよう。
そのように試験的に変更しています。
その方がいいですね。
ロードバイクヒルクライマーの本にありました。
トレーニングは続くことが大切である。
そのような理論です。
朝8時40分、松栄堂さんに到着
ピカピカランプが光っていたので、店内にはいり、和菓子を購入。
26km地点:ここから40km地点まで補給が一切ないので、きちんと補給していく必要があります。
あまりにキレイな空なので、袋坂峠から御嶽山がきれいに見えるだろうという仮説のもと、
自転車を回していきます。
ここは全く自動車が通らない峠なので、下がガレガレでございました。
身の危険を感じます。
リスがよく出るんですよね。
30km地点:スタートから1時間と少し、袋坂峠頂上に到達
澄み切った空に御嶽山が綺麗にみえています。
もうすこし雪がかぶると神秘的な雰囲気になりそう。
荒々しくも神々しい姿を現しています。
普段は、手前の山しか見えないので、とてもハッピーですね。
ハッピハッピー♡
(病院行って来い❢❢)
30km地点からは下り基調で、金山デイリーストアまで
ここはやきたてのパンが特徴。
そとの駐車場の縁石にすわってコーヒーとパンでモーニングタイムです。
金山は、名古屋の人からすると、えっ【金山っ?】あの金山の?
となりますが、
我々からすると飛騨金山なのです。
どっちも都会ですがね。
(飛騨金山はめちゃくちゃド田舎だろ❢❢)
さて、都会はここまで。
ここからがグランフォンド、山岳、僻地、秘境でございます。
(失礼きわまりないな❢❢)
金山デイリーからは、下由井、野原の集落をとおって峠をこえていきます。
標高差250m程度でしょうか。
もんのすごい峠。
白川って随所にとんでもない峠が当然の如く存在してるんですよね。足腰めちゃくちゃ強いですよ。多分・・・
そこから白川口へ行きます。
渓谷を通り抜け、三川の町方面に向かいます。
紅葉と水面が宝石のようなコントラストで輝いています。
観光案内板へ
黒川まで16km地点
現在54km
ここから切井、黒川分岐まですこしあります。
三川の町には、コメリや大型スーパーがあり、賑わいがあります。木材センターからは東濃ヒノキの本当によい香りがしてきます。
最近できたゲンキードラッグストアの交差点からまっすぐいくと、黒川集落への道です。
しかしここから先は10kmなにもない道が続き、秘境感がでてきます。
とにかく渓谷の道をひたすら走っていきます。
しかしそれがいいんですよね。天空の城ラピュタも、大きな龍の巣をくぐり抜けて天空の城にでるじゃないですか。小川村には小川峠、久田見村には北山、そして黒川や、佐見はこうした渓谷がそれにあたるんです。
渓谷をすすむこと10km、途中、鉱山跡などの看板があり、
ドキドキしながらすすむと、天が大きくひらけてきました。
ようやく黒川の町です。
正面に見えるのは、寒陽気山でしょうか。
中野方村を一回り大きくしたような盆地の村。
村の中心地をくぐり抜け、標高をわずかにあげながら村の端までいくとそのお店はあります。
お目当ての黒川菓匠・大黒屋さんに到着しました。
ここで和菓子と生クリーム大福を購入。
なにげにハイブリッドな洋菓子もやっているのですね。
サイクリング時の注意点は、圧倒的すぎる消費カロリーで動けなくなってしまうことです。
特に黒川など山岳ライドの場合、距離以上に獲得標高にカロリーを使ってしまいます。
ちなみに関市からここまで獲得標高約1000mです。(袋坂峠頂上地点で500m程度)
ようやく暖かくなってきたので、床に座って和菓子を食べます。
澄み渡る空にすこし肌寒い風がここちよいです。
歌舞伎・東座があります。
かなり大型ですね。
今で言う映画館みたいなものでしょうか。
さて、ここから今回は、黒川の北東方面にいくことに。
大昔に通った気がしますが、今回はちゃんと調べていきたいと思います。
黒川の代表的スーパーエイトクヤさんへ
店内はところせましと商品がならび、なんでも手に入りますね❢❢
いろいろ買いたかったんですが、収納量が極小なので、お昼の補給食のみを購入。
菓子パンは脂質がきになるお年頃のため、赤飯を購入。
こういう塩分が効いたものはいいですよね。
道路の縁に座って赤飯を食べます。ワイルドスタイルin黒川
地元の人と挨拶をしながら道路で赤飯を食べる。
これこそが地元なんですよ。
(完全に不審者だろバカッツ❢❢)
よく見ると眼前に棚田が広がっています。
きちんと補給したあとは、最後の締めに御嶽山展望地とやらにいくことにしました。
だってこんなに天気がいいのに、御岳展望地、行かないわけには行かないですよね❢❢
(お前だけ、お前だけっ❢❢)
なんかね、不思議なんですがパワーがあるのかなにかに引き寄せられるようにその方角に向かっていきます。
途中佐久良太神社によっていきます。
大きな杉の木が特徴ですね。
ここから茶畑をあがって、道を確認しながら御岳展望地へ
標高600-700mくらいでしょうか・・・・
もうね、足が完全にプレイステーション5くらい在庫切れ起こしてるんで、
ぜんぜん回らない。都合20分弱回し続け、
突如、天がひらけ、そして眼前に御岳山が❢❢
袋坂峠から見た御岳よりも大きくそして噴煙まではっきりと確認できました。
だれもいない高原で一人でヤッホーをします。
(怪しい人だろ❢❢)
ここで忍ばせてきた最終兵器を
生クリームどら焼き。(大黒屋謹製)
クライマーはなまクリームを食べない。
これはなかば常識化しているのですが、もうこれは別ですよね。
黒川という秘境で地元の食材を食べる。
標高が高いので寒い寒い。
しかしこれは味以上のものがありますね。
ホントに美味しかったです。
なごり惜しいですが、そうも行っていられません。我々には帰るべき家があり、それははるか70kmの彼方なのです。
下をみるとなんと麓の集落が見えます。
さて、ここからはあの東白川名物五助
その五助の滝にいくことに。
降りていくと・・・・
五助の滝
五助を超えて、東白川村に降りてきました。
いくつもの峠が各集落をむすんでいるんですね。
ただ、最近はバイパス等も増え、活用されていない謎の峠もまた各地にたくさん残されているのだと思います。
ここから白川に再度もどってきました。
ここから、【東白川カレーグランフォンド】で、
みんなが
カレー食べ放題のあとにえげつない坂を用意したため
【カレー戻しそうや・・・】
との声が多発した
カレー戻し峠にチャレンジ!!
(どんな峠だ❢‼)
ここも麓から200mくらい上がらなければなりません。
水戸野のしだれ桜が有名ですが、それを天空からながめることができます。
自身の呼吸と再発したボトムブラケットPF30あたりからの異音をリンクさせながらゆっくりと登っていきます。
狭隘な白川の集落を表している写真がとれましたよ。
眼下には茶畑がひろがっています。
下の国道から走ってきて、絶壁の斜面に道がついているのが見えます。
そこを通るというのがすこし感動を覚えますね。
さて、頂上から一気にくだると、大森神社の大杉がみえてきます。
さっきの峠から大山白山神社の大杉も見に行くことは可能なのですが、
えげつない坂なので、今回はスルーです。
本当に神々しいですね・・・
また元気に大山白山神社にのぼれるといいなぁ。
一周回って下油井駅までもどってまいりました。
多分、この駅に1日二回以上くるひとは地元の方か私くらいですね・・・
脱水気味だったので、ドリンクを補給します。
ここからは45km程度を走る必要がありますが、いつものコースに入ると安心感が違いますね。
というわけで黒川冒険ライドいってまいりました。
距離:150km
獲得標高:2000m